チョロQ研究序説 -576ページ目

異国のチョロQ 第10回

チョロチョロ走るキュートなミニカー「チョロQ」の研究となぞを発表する研究序説。

連載10回目を迎える本日は「ランドクルーザー」。ハイラックスに続くトヨタ車です。
(写真 左 チョロQ、右 ペニーレーサー)

このペニーレーサーは「グロー・イン・ザ・ダーク」と呼ばれる仕様で昨年末発売されたQQQパック2005同様蓄光素材を使用しています。ボディは光らないのですが、ウインドウ、サーフボードなどのパーツが光を貯めて暗闇で光ります。
「グロー・イン・ザ・ダーク」は1期(黒)、2期(黒、茶)で全18種類です。
カラーバリエーションを確認すると
1期(赤、黄、青、黒(グローインザダーク)、黒(ブラックエンペラー)
2期(橙、緑、紫、黒(グローインザダーク)、茶(グローインザダーク)
になります。

さてペニーのランクルの違いを検証しましょう。
まずはボンネットに注目してください。中央のラインがペニーレーサーの方がくっきり出ています。
次にフロントピラーの屋根側をご覧ください。
チョロQでは屋根側に張り出しがあるのですがペニーではないのです。
一見同じようでも違いがわかりにくい車種のひとつです。
筆者も最近まで違いに気づきませんでした。

異国のチョロQ 第9回

チョロチョロ走るキュートなミニカー「チョロQ」の研究となぞを発表する研究序説。

本日は「ネオプランバス」2階建てバスをモチーフとしたチョロQです。
今回は違いが難しいですよ。さてどこが違うのでしょうか!?
(写真 左 チョロQ、右 ペニーレーサー)



答えは!
ウインドウ
ウインドウといってもシャシーと一体化している1階部分はシールのデザイン違いが目を引きますがこれは型の違いではありません。
実は相違は2階部分にあるのです!
サイズがペニーレーサーの方が大きくなっていませんか?

異国のチョロQ 第8回

チョロチョロ走るキュートなミニカー「チョロQ」の研究となぞを発表する研究序説。

本日からはペニーレーサー2期の6種(ハイラックス、ランドクルーザー、ネオプランバス、ポルシェ930、ポンティアック・ファイアーバード、ドラッグレーサー)を検証していきます。
トラック、RV、バスなど今までにないジャンルを補ったバリエーションで本日ご紹介するのは「ハイラックス」
(写真 左 チョロQ、右 ペニーレーサー)

アメリカントラックといえばピックアップを思い浮かべます。
さてチョロQとの違いはフロントマスクにご注目ください。
ライト、グリルをシャシーでモールドしているのですが、チョロQに比べるとペニーレーサーは広くなっているのです。より迫力あるアメリカンスタイルといったところでしょうか?
それではまた明日!

異国のチョロQ 第7回

チョロチョロ走るキュートなミニカー「チョロQ」の研究となぞを発表する研究序説。

チョロQとペニーレーサーの違い、本日の主役は「コルベット スティングレー」。
チョロQでは数少ないアメ車のひとつでもっともチョロQと形状が異なるペニーレーサーです。
(写真 左 チョロQ、右 ペニーレーサー)

検証①「フロント」
チョロQではバンパーはシャシー側なのですが、ペニーレーサーではボディ側にあります。まるでチョロQの上から型をとったかのようです。



検証②「リア」
チョロQではリアの中央に丸い模様がありますが、ペニーレーサーではありません。窓も角が丸くなっています。

本日までの6種(エフワン、カウンタック、バン、VWバハ、フェアレディZ、コルベット)がペニーレーサー1期です。次は2期目のペニーレーサー6種をお届けします。(ハイラックス、ランドクルーザー、ネオプランバス、ポルシェ930、ポンティアック・ファイアーバード、ドラッグレーサー)

木型

チョロチョロ走るキュートなミニカー「チョロQ」の研究となぞを発表する研究序説。

本日Q日はチョロQ学園の「秘蔵お宝コレクション」を公開いたします。

前回は「A-36 シュビムワーゲン」の樹脂型をご紹介しましたが、本日は「木型」です。
車種は「A-82 CELICA GT-FOUR」。
木型は角材をノミや彫刻刀で削りこみチョロQの形にしていきます。材料は昔は朴(ほお)という木材。細かい部分にはケガキ線が入れられモールドを成形しています。
形を見るための試作品でボディとシャシーは一体成形になっています。もちろんエンジンレスでシャシーにはシャフトを嵌めることができるように溝がつけられており、タイヤをつけて外観を確認することができます。
これを元に上下に分割した樹脂型が作られたんですね。
最近ではCADから直接樹脂型が製作されているので木型は存在しないようです。
昔ながらの味わいが素朴な逸品です。

ホンダ オリジナル

チョロチョロ走るキュートなミニカー「チョロQ」の研究となぞを発表する研究序説。

本日は連載をお休みして急遽入ったスクープ情報をお届けします!
ホンダ オリジナルチョロQ
1996年登場したチョロQ「オデッセイ、CR-V、S-MX、ステップワゴン」の4種はホンダディーラーで入手できたものでしたが、Q年の時を経て2005年新春 ニューカマーの「ホンダ オリジナルチョロQ」が登場したのです!

ホンダ公式サイト ご来店プレゼント
ホームページではSTDのエリシオンが掲載されていますが実は配布されるチョロQはまったくの別バージョン。
2車種2カラーの全4種。
エリシオン(ブルーイッシュホワイトパール)
エリシオン(ナイトホークブラックパール)
エディックス(クリスタルアクアメタリック)
エディックス(スパークルグレーパール)

1996年に登場したチョロQと違って「プリモ」「クリオ」「ベルノ」全店同じものが配布されます。
期間は本日1/8~3/31と長期間ですが安心はできません。
なくなり次第終わりなので確実にゲットしよう!
4種ゲットするには4店舗回らないといけません。
昨年のSUBARUに続き本年はHONDA参りですネ。

気になる入手法ですが、来場プレゼントでアンケートに記入するだけ。
ネッツチョロQのような難関はありませんのでご安心を。

さて新金型で初登場した「エディックス」
公式サイトはこちら
http://www.honda.co.jp/Edix/
実車は3×2シートが売りのミニバン。
チョロQではその小型なプロポーションを余すことなくデザインされており、特注型にしてはSTDと遜色ない良い出来栄えです。
塗装もルーフ、窓枠、テールランプ、グリル、ライトを彩色されており気合の入った仕様。

コインホルダーには「Welcome to Honda!」と書かれており来場記念品だということが後年でもわかります。
エリシオンの方はSTDに準じた仕上がり。ホワイトはSTDと同じカラーに見えます。
注意はパッケージ、箱の色は車種毎に違いますが、中身は見えない構造です。カラーは文字で表記されていますので間違えないようゲットしましょう!


異国のチョロQ 第6回

チョロチョロ走るキュートなミニカー「チョロQ」の研究となぞを発表する研究序説。

本日からはA品番とペニーレーサーの違いを検証します。
初回となるのは「フェアレディZ」。主にアメリカで発売された最初のペニーレーサーは、現地でもわかりやすい車種が昨日までにお伝えした4種に加え2種追加されました。
その1台が「Z-car(ズィーカー)」と呼ばれたフェアレディZと次回公開するコルベットです。

さて今回も違いを検証するわけですがこのZも違いがわかりにくい車種です。

間違い探しです。














チョロQにはドアミラーがついているのですがペニーレーサーにはありません。持っている方も意外と気づいていなかった人も多いのでは?

次回はアメリカンホットロッド!「コルベット」をお届けします。ではまた明日。

異国のチョロQ 第5回

チョロチョロ走るキュートなミニカー「チョロQ」の研究となぞを発表する研究序説。

マメダッシュとペニーレーサー初期の4台の比較検証最後となる今夜は「VWバハ」。

一見同じようですがやはり違いがあるのです。さてどこでしょう?

(写真① 左 マメダッシュ、右 ペニーレーサー)

写真のフロントウインドウに注目してください。マメダッシュ&チョロQに比べるとペニーレーサーはウインドウが広いのです。画面にスケールを当てていただくとわかるのですが1mm程度違います。
などと昨日と同じ文章を書いてしまいましたが、今回は上下方向に大きさが違います。ペニーレーサーの方がトッポなんです。

さて昨日お伝えしたもう1つの違い。

荷物にご注目!














配置も違いますが、まだ違いがあるのです。
マメダッシュでは丸い荷物の中にもモールドがありますが、ペニーはつるっつる。
IセットのVWバハの荷物もマメダッシュ及びペニーレーサーと異なっています。発売中の初代チョロと同じなのでみなさん違いを確かめてください。

次回はZをお届けします。ではまた明日。

異国のチョロQ 第4回

チョロチョロ走るキュートなミニカー「チョロQ」の研究となぞを発表する研究序説。

マメダッシュとペニーレーサー初期の4台の比較検証第3回は「バン」。
昨日のカウンタックと違って、
ペニーレーサーの中でもチョロQとの型の違いが一番わかりにくい車種でその違いとは・・・。
(写真① 左 マメダッシュ、右 ペニーレーサー)

写真のフロントウインドウに注目してください。マメダッシュ&チョロQに比べるとペニーレーサーはウインドウが狭いのです。画面にスケールを当てていただくとわかるのですが1mm程度違います。
違いはもう1つありますがこれについてはVWバハと共通の違いですので次回記述いたします。

さてここでちょっとマメダッシュのおさらいです。




マメダッシュのシャシーです。
昨日紹介したように「TAKARA JAPAN」のみの刻印が特徴です。
シャシーのカラーはグレーのみです。




こちらも「TAKARA JAPAN」のみでマメダッシュの特徴をあらわしているシャシーなのですが、上のシャシーと異なる部分があります。さてどこでしょう?

フロントシャフト部に注目ください。明らかに形状が異なります。
上のシャシーは亀の子エンジンでこちらにはパンサーエンジンが組み込まれています。Bセット、Cセットのシャシーと同じ仕様になります。即ち!

マメダッシュに亀の子エンジンでない仕様が存在するのです。

亀の子エンジンの見分け方はシャシーで判別することが可能です。
パンサーエンジンのマメダッシュは84年製QQQパック「ゼロヨンQ太 チュ-ンナップPACK」に付属していた「復刻版マメダッシュ」と考えるのが一般的ですがQQQパックにも亀の子エンジン付の復刻版マメダッシュを発見してしまったので謎です。
もしかするとAセット晩期!?という説も考えられます。

最後はペニーレーサーです。マメダッシュ、B,CセットでもないAシリーズのシャシーを踏襲したつくりになっています。
フロントシャフトの受けがフラットになっていることと、ボディとシャシーの接合部の爪部分にマイナーチェンジが行われています。

次回はペニーレーサーとマメダッシュとの考察最後の「VWバハ」
初代チョロQをお届けします。ではまた明日。

異国のチョロQ 第3回

チョロチョロ走るキュートなミニカー「チョロQ」の研究となぞを発表する研究序説。

マメダッシュとペニーレーサー初期の4台の比較検証第2回は「カウンタック」。
ペニーレーサーの中でもチョロQとの違いが一番わかりやすい車種でその違いとは・・・。
(写真① 左 マメダッシュ、右 ペニーレーサー)

チョロQではガルウイング開閉ギミックのためドアが別パーツとなっていますが、ペニーレーサーではボディと一体化しているため一見モドQと勘違いしてしまうほどです。
マメダッシュとペニーレーサーの見分け方の簡単な方法はシャシー裏の刻印を見るとわかります。


こちらはマメダッシュ。
刻印は「TAKARA JAPAN」のみで一切の装飾はありません。





ペニーレーサーです。丸枠のなかに「PATP TAKARA TAIWAN」の文字がはいります。


大図鑑に載っていない後年のペニーレーサーにはパテントナンバーも追加されます。
この刻印のペニーレーサーは写真のブラックエンペラー仕様 6車種「エフワン、カウンタック、バン、VWバハ、フェアレディZ、コルベット」と追加された6種 各3カラー(赤、白、銀)「VWマイクロバス、VWゴルフオープン、ポルシェ924、スカイラインRS、ベンツ500SL、サバンナRX-7」になります。