花火の前に市長の挨拶や台湾花蓮地震へのお見舞いが伝えられた、観客の中にも中華圏の方が多いようだ

オープニングはAdoの唱でアップテンポの曲で打ち上げが始まった
花火も最初から全開、複数の花火が同時に上がり、すでにクライマックスのような構成



実は花火大会のBGMが得意ではない、ほとんどBGMは花火とマッチしてなくて風情や趣を雰囲気を台無しにしてしまう
Adoちゃんは好きだけど、このまま今どきのアップテンポなJ-POPやKーPOPでやるのだろうか🤔
そう思いながら次の洋楽パートの打ち上げ花火が始まった



最初から全開の迫力でもう目が離せない、動画に撮ろうとするも夜空いっぱいに打ちあがるので画角に収まらい
カニエ・ウエストやデヴィット・ゲッタ、リアーナの『Diamonds』など、私達は夜空にあるダイアモンドのように美しいと思わせてくれるような選曲
何とも花火とマッチしていて感動的だ

 

 

協賛パートでは明治のCMメドレーに合わせて花火が上がる
チェルシーも生産終了か...懐かしい...子供の頃はお世話になったな



 




次はコシノジュンコ デザインの花火と聞いて、花火にデザイン???と思った
花火にデザインってできるのかな🤔
ところが実際上がってみると、花火のいろどりや角度や組み合わせがとても美しいし洗礼されている
横から流れる花火と真上に弧を描くように上がる花火、構成を変えることでこんなにイメージが変わるものなんだと感心する

恐るべしコシノジュンコ




葉加瀬太郎の演奏による葛飾北斎の富岳三十六景・神奈川沖裏の世界も奥ゆかしい




沖縄出身やアジアの歌手の方が歌うパートもあった
AmazingGraceも沖縄の節で歌われていて、なんとも花火と良く合う
波の音も入って幻想感が漂いまくり
夏川りみがテレサテンの曲を中国語と日本語で歌うとみんなも口ずさむ
台湾で有名な五月天(メイデイ)というロックバンドの曲も流れて歓声が上がっていた

 




エンディングでは小澤征爾氏の追悼を込めて、彼が指揮したG線上のアリアで花火が上がる
ひとつひとつ丁寧に上がる花火の美しさと儚さが印象的だ、可憐な花火がアリアとよく合っていた

 






そして最後はJALのテーマソング米米CLUBの浪漫飛行
勢いよく上がって最初から最後までクライマックスが続く
昔は米米のライブにも行ってたっけ、懐かしいな~
唐船ドーイの三線の軽快な音楽で打ち上げは終了、もうお腹いっぱい




沖縄ならではの風情と趣があるダイナミックな花火大会だった
たぶん今まで観た花火大会で1番かもしれない
色々たいへんだったけど、沖縄まで来て見ることができ本当に幸せだ、出来ることなら毎年見たい


幸せの余韻に浸りながら帰りのバスに向かう、道は混雑と照明が少なくて真っ暗だ
少し不安になりながら添乗員さんに言われた駐車場にあるクジラのオブジェを目指す
しかし真っ暗で何も見えない😱
これだけの規模で照明が少ないってありえるのだろうか?クジラはどこ??
大きなツアーバスは街灯沿いに並んでいるものの、どこか分からずにウロウロしてる方も多い
小さいバスとなると探すことが不可能で完全に迷子状態

事前にGoogleMapにピンを打っておけばよかった😭
足はもう限界、なんとなくこっち方向かとウロウロすると奇跡的にバスが見つかった、もっと照明つけようよ~

バスは渋滞もなく最初の集合場所の駅に着いた
ここからゆいレールでホテルまで行くのだが、すでに足はパンパン、象のようにむくんでいて座ることも出来ない
死にそうになってなんとかホテルにたどり着いた

つづく...