想いを馳せてみました。
下手すると、本当に日本に2年以上もいなかったのかと思ってしましますが、
カンボジアで壊された赤いバックパック、失くしたウクレレ、頭のちょんまげ
これらは常にウチと共にあるのです。
マメでないので自分からなかなか連絡をとらないけれど
出会った人々も ウチの中に居るのです。
思い出してみると、ほら、心があったかくなる
ここ、2週間くらいウチの心の中から離れない言葉があります。
倉敷の美観地区に、路上でアクセサリーを売っている人たちがいました。
自分が路上で絵を描いてたりしてたのにも関わらず、結構人見知りなウチは
それを遠目に見ながら歩いていました。
観光客の少ない日で、ひとりのおじさんがうちを手招きしたのですが
この時ウチは人見知りモードに入っていたので、アクセサリーを見ることなく
愛想笑いなんぞしながら通り過ぎたのですが、そのウチに向かっておじさんは、
「見てみにゃわからんよー」
と声を投げかけたのです。
その声はうちの人見知りモードに勝つことはなかったのだけど
その言葉がずっと離れないのです。