Punakha | 猪突猛進 にがおえ*がお

猪突猛進 にがおえ*がお

広島のイラストレーターCHORO。似顔絵・イラストやウィンドウペイント、ワークショップなどで活動中。
元旅人。現在はカポエイラ にハマり中♪

           

猪突猛進


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初日の宿は首都Thimpu.
Paro空港からTaxiで一時間半。この旅はすべてTaxiでの移動で、ドライバーはソナムさん。ちょっとジャッキーチェン似のSafety Driverさんだ。
Thimpuまでの道は山の谷間を川に沿って走って行った。
山の雰囲気は日本と似ているようでどこか違う。

Thimpuへ着いたのは夕方。
宿へ荷物を置いて招待してくれたシゲさんが町を一通り案内してくれた。
建物の作りは今までに見たことのない作りなのだけど、特に観光地化がされてなく普通の場所を歩いているような感じ。

次の日はPunakhaへの移動。
朝起きると風邪が治っていた。らいいなと思っていたけど、多少悪化気味。。。
ドライバーのソナムさんは午前中用事があるとかで、うちらは違うタクシーで出発して途中で合流することになった。
道は山道へと変わっていく。


途中チェックポイントがあり、ここで違うゾンカク(県のようなもの)に行くための許可証を提示しなければいけない。

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Punakhaへ行く峠で一番高い場所ドチェ・ラ。
標高3150m。
ここでソナムさんと待ち合わせ。
ここには108の仏塔があり、天気が良ければ7000m級の山々が見える、らしいけど景色はまっちろけ。。。こんなんばっかじゃ。
うちは待つ間車の中で療養。よくな~れ。

1時間後ソナムさんがやってきて再出発。今度は下りの道が続く。
そこを降りきった辺りでお昼ご飯。うちはケワニを注文。
ケワニとはクリームシチューのような感じでジャガイモ、唐辛子、チーズが入ってておいしい得意げ

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この村Wangdue Phodrangにはチミ・ラカンと言われる寺があり、刈り入れの終わった水田の間を抜け、丘の上に立っている。風邪ッぴきのちょろには息切れコースカゼ
途中民家の間を通り、籾殻を飛ばしているおばぁちゃんがいた。

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チミ・ラカンは子宝の寺として有名らしく、お祈りをしたあとお坊さんがポー(男根)の棒で頭をなでてくれ、手のひらに聖水を注いでくれる。それを口に飲み、残りは頭につける。
これでうちも子宝に恵まれるに違いない。
それはそうと、ブータンは性器崇拝の国らしく民家の壁に描かれたポーをよく見かける。

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プナカ・ゾンはポー・チェとモ・チェと呼ばれる川に挟まれて建っているゾンで、
ゾンとは市役所と寺が一緒になったようなもので、ここに出入りするブータン人は必ず正装をしなければいけない。
ソナムさんもさっとカムニと呼ばれる白い布を肩にかけた。

内部は中が開けており、奥が寺になっている。
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そこでお祈りをし、ソナムさんに中の像や絵を説明してもらい、お寺を一周するような形でゾンを出た。

うちらの宿はプナカからちょっと離れた場所にあった。
名前は忘れたけど、寂れた温泉街といった感じ。好きだなぁこんな感じ。

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