運営をしていま官民協働ネットワークCrossoverの異業種ダイアログが終演しました!
長文お許しください><。

「様々な社会課題の解決に向けて、立場を超えた協働を促す触媒となる」ことがCrossoverの活動の目的です。

柔らかい言葉でいえば、

「世の中にあるいろんな問題を、いろんな立場の人と一緒に解決するためのつなぎ役になる」

という感じでしょうか。


今回のテーマは「ジェンダー×生きずらさ」。


これをどう料理したら、

沢山の人が興味をもって、前向きに話ができるか、

企画リーダー達は・・・2017年年末から準備を重ねてきました。

月ごとに振り返ってみます!



<12月~1月:フェミニストは怖い?>

「女性の抱える生きずらさ」をCrossoverで取り上げたい!

とクリスマス女子会をしながら企画会議。


運営メンバーに発信したとき、

「やるのはいいけど、
"フェミニスト"のおばさんが"だから男性はだめなのよ!"と叫ぶ絵しか浮かばない。怖い・・・。」

と、いう率直な意見をいただき、
その他の意見はなかなか出ず・・・

(センシティブなテーマなんだなと改めて。)

暗礁に乗り上げます。


リーダーは集まり、
恐怖を取り除き、男性も心から参加したいと思えるイベントにしたいよね・・・。

じゃあどうしたら、「女性のいきずらさ」に対して男性が興味を持つのだろう?思索は続きます。


<2月:男の方が生きずらい?>


壁に当たったときは、

ディベートで鍛えた発想の転換「逆に」です。

まったく反対の立場から、しかも極論で考えてみる。

「逆に」今の日本社会では、
男性の方が生きずらいということはないだろうか・・・?

そんな疑問が湧いて・・・
日本語ディベートGAMESで検証してみました笑!論題「日本では女性よりも男性の方がいきずらい」

ゲームをやってみると隠れていた問題点が顔をだしました!

それは、

働き方改革の皺寄せを食っている男性達の姿がいるということ!

なるほど・・・これは・・・!!

多くの男性が共感するのではないだろうか・・・!?

是非取り上げよう!
ここでイベントに男性目線が加わりました。

<3月~4月前半:自分らしい選択>
初心に帰った、全体ミーティングで、

誰もが、自分らしい「幸せな選択」はどうしたらできるか?という問題意識が再発掘されました。

そこで、男らしさや女らしさから離れ、自分らしさを探究してもらう、哲学対話というセッションを増築することになりました。



<4月後半~5月前半:クリエイティブ週間>

ここから、それぞれのセッションの中身をより実り多いものにするための、動画作りに取り掛かりました!

あらすじ→台本作成→ブラッシュアップ→撮影→映像叩き完成→試写&ブラッシュアップ→映像完成!

大変でしたが、大人の本気を見せつける文化祭ですね笑。

こういうのは、運営メーリス上でやり取りしています。

ゴールデンウィークはひたすら映像作り!



<5月13日イベント当日>

Session0で、企画リーダーの馬見新真理さんから全体を通した問題意識の共有プレゼン。


Session1では堀田耕作さんのプレゼン+「独身男はつらいよ~(株)Crossoverの働き方改革が生んだ悲劇~」というショートドラマを題材にディスカッション。

 

 


Session2では笠井貴代さんのプレゼン(女性が外からの意見を内側に取り込みやすくこれが、拗らせ女子を大量生産している)と「セクハラの境界線」というリアルなインタビュー動画を見てダイアログ。

 

 

Session3では、新関康平さんのリードで、

それまでのセッションを通して

自分が深めたい問いを参加者の人にそれぞれ、書いてもらい、
問題意識の近い人同士で集まって、「哲学対話」をしました。


イベントの最後に、私が感じたのは、

部屋の空気が柔らかくなっているということです。

お互いの人生の選択を応援しあえる、

そんな空気になっていたように思います。



問題意識を、多くの人と共有できる問いにかみ砕き、
一緒にその解決に向けて話し合う。



こういう取り組みは、
やっぱりとっても大事なんじゃないかと思うわけです。


見たら考えちゃう、喋りたくなっちゃう、

そんな動画をこれからも作っていきたいです。

みんなの想いを結集して、みんなで作りたい。

どれだけインパクトがあるの?

と言われれば、とっても小さいかもしれない。

でも、意味があると思うから。

ほんとただそれだけですね。



これからもCrossover、

日本語ディベートGAMES、

チョリという人物、
をどうぞよろしくお願いいたします^^!

 

あ~ここまで読んでくれてありがとうございます!