こんにちは!

 

 

松山市で腰痛を”根本”から改善する治療院

施術超楽-CHORAKU-

院長の上杉光生です。

 

緊急SOSで腕が動かない!仕事にならないとのことで急遽、四十肩の治療をさせてもらいました。

 

腕が90度も上げられず肩が回らない!とのことでしたが、畑中式メディカルテーピングで肩がグルグルまわり腕も上がる様になりました。

 

では実際のところどのようなことをやっていったのかをお話しさせていただきますね。今回は、専門的なお話になりますので治療家さん向けのお話といった内容になります。

 

まずは肩甲骨の動きが全くなかったので胸鎖関節と肩鎖関節の可動性を引き出しました。すなわち鎖骨と肩甲骨がくっついている関節のところの動き、可動性を引き出してあげたわけです。

 

当然ながら、これだけでは動きは少しだけの改善に留まっていました。そこから今度は肩甲骨と胸郭を結ぶ小胸筋に貼り、より肩甲骨の可動性を促します。そして腕を上げるときに烏口腕筋が痛かったので烏口腕筋にも貼りました。そして後ろで腕を上げるのを邪魔している小円筋に貼ります。

 

これですこしずつ腕が上がりだしましたが、全然、痛みは引きません。そこで、僧帽筋下部線維に貼り肩甲骨の上方回旋を促します。さらに上方回旋を引き出すために菱形筋の伸張を促すために菱形筋にも貼ります。

 

これで腕が前方から上に向けて上がるようになりましたが、痛みが残っていることと、肩をぐるぐる回せない状態でした。特に肩関節の外転時に強く痛みあり、そこで棘上筋に貼っていくと、だいぶ肩関節、上腕骨頭の引き込みが上手にできるようになったのか痛みが和らぎ肩関節の外転運動も引っかかりがなくスムーズにできるようになってきました。

 

まだ肩甲骨と上腕の動きがスムーズではなかったので、棘下筋にも貼っていきました。だいぶ痛みが取れてきて肩ぐるぐるも出てきているのですがまだ十分とは言えません。

 

触ると広背筋の上腕骨付近の硬さがみられていたので広背筋にも貼り、だいぶ動きが制限が取れてきました。しかし、まだ肘を後方に引くときに引っ張られ感があるとのことで、大胸筋の胸肋部あたりに貼ったところで、完全に痛み可動性が戻った感じになりました。

 

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