本日は、最近多くこられる腰痛の患者さんで
特に多い、ぎっくり腰について。
ギックリ腰と聞いて、
専門家の方やちょっと詳しい方であれば
骨盤の仙骨と寛骨のズレ、仙腸関節がズレた
などと言われる方がいらっしゃいますが、
そうではないようです。
骨盤の骨のズレによって生じる痛みなのではなくて
筋のけいれん、筋肉が固くなって痛みが引き起こされたものが
ギックリ腰の症状として現れます。
まずは、その固くなった筋肉がどこの筋肉なのか
またはどのような動作のときに腰痛が起こったのかを
聞くことで、おおよその原因の筋肉を推測できます。
なので、ぎっくり腰になった時の動作を必ず聞きます。
それは、重いものを持った時なのか
椅子から立ち上がる時になったのか
はたまた、朝、起きようとしたときになったのか
洗面台で顔を洗おうとして少しかがんだだけでなってしまったのか
それぞれのぎっくり腰になった場面によって
原因の筋肉が異なってきます。
もし、あなたがぎっくり腰になった時には
かならず、どこでどのような動作の場面でぎっくり腰になったのかを
教えてください。