KTM1290SDRのリアホイールのアクスルナットの話です。

1290スーパーデュークRのリアホ取り付けナットのサイズはなんと60mm。
そしてその締め付けトルクの指定値は実に250Nm。

途中、マニュアル改訂があり、200Nmから250Nmに変更されています。


おそらくリアホイールのハブ部の構造が変更したことと関係があるのでしょう。

2014当初テーパーのスリーブを介して締結されていたようですが、

どうも2015下半期以降、テーパースリーブはやめて一体型のフラットな座面になったようです。

黒ホイールとオレンジホイールを使い分けている自分はそこそこ頻繁に作業するのですが

この高トルクの巨大ナットの着脱を独りでやるのは結構大変で、車体が動かないように且つホイールの回り止めをして、大きいのに薄いナットからソケットが逃げないようにしっかり保持してハンドルに体重をかけるのはかなり神経を使います。

そこで、ここに来てとうとう専用工具を手配しました。

1290SDRのリアホアクスルナット専用ソケット、脱落防止構造。

RaceFoxxです。届いてみるとKTMらしいオレンジアルマイト。。

そう、アルミ製でした。びっくり。。

スクエアは3/8でアダプターいらず。
規定トルクに耐えるんだろうか。自分はそんなにかけないけど。

工具箱の3/8-1/2スクエアのソケットブースに新しい仲間が増えました。

今後はリアホのスワップが少し楽になるかな。