MT-09TRACERのECU書き換えです。

我がトレーサーのリミッターの解除及び燃調の最適化のためECUのリマッピングします。

ネット上に09系のリミッターカットの方法や製品の情報は満載ですが、実際にECUでどういうリミッターが効かされているかは見たことないですね。

色々調べてみるとMT-09には以下3つの制限機能があるようです。
最高速度を制限するスピードリミッター(速度信号)、過回転防止のレブリミッター(rpm信号)、これらに加えてFIデセラレーション機能(おそらくrpm&TPS)。

一般的にリミッターカットと言えばスピードリミッターの解除。
そしてその一般的な方法は、商品をカプラーONで割り込ませたりして速度センサーからの信号を疑似信号に変換し、制限領域を常用域の外へ移行させる方法。これは正確に言えばカットはしてはいないけど。

レブリミットはエンジン保護なので変更や解除する人はハイカムなどのメカチューンまでする人等、限られてくるでしょう。

FIデセラは車種によって有無あるようですが、既定のrpm以上で急激な回転上昇を予測又は検知したら、右手アクセルに反してスロットルを絞る機能です。
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トレーサーのアクセルには従来のバイクのように2本のスロットルワイヤがあり、タンク下に伸びてますが、実はいわゆるライドバイワイヤ方式です。ようはスロットルバタフライの開閉は間接的です(イヤ度倍増)。
写真はタンクを外して見える風景ですが、左側に見えるケーブルホルダっぽいのはアクセルからのスロットルケーブル。
これは極端に言えば可変抵抗を駆動させてTPS信号をECUに発信させてるだけ。
その右側に見えるモーターがECUからの信号を受けてバタフライを開閉させるアクチュエーター。

どんだけ右手でアクセルを開けても実際にバタフライを開閉させるのはあくまでもECU。
そのECUからの開閉信号にFIデセラの信号が乗ってる状態。

ノーマル状態ではスピードリミッターの制御が効くころ、アクセル操作に反して回転上昇が抑えられるのが体感できますが、それがコレです。

僕の予想では、単にリミッターカット製品でスピードリミッターのみを解除した場合、最高速度は間違いなく上がるけどそこから先がゆっくりとしか速度上昇がないんじゃないかと。
(どなたか知ってる方教えて下さい。)

そこで自分は、ECUを書き換えることでレブミット以外の制限を解除し、自分の仕様の吸排気の状態で燃調を確認・最適化する方法にしました。
※要すればMAP変更

ECUの解析可能な、または解析ツールを保有する遠方のショップに通信販売的にECU本体を郵送し、書き換えてもらって返送してもらう方式では、データの変更はできても最適かどうかの確認はできないため却下。

やはりECU変更前後の違いをシャシダイで確認できないと。

自分の馴染のショップにECUの書き換えを可能になってもらって実行となりました。

つづく。

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