トレーサーの純正マフラーは前傾した3気筒エンジンから出る3本のエキパイが腹下で集合し、そのままミッション下部で大きな膨張室を持つサイレンサーに繋がり、右ステップのすぐ後ろで短いテールパイプから排気する。イメージ 1
僕は低く短いマフラーが好きで、片持ちスイングアームのスピードトリプルではリアタイヤ側近まで寄せたアロー製フルエキを使用していた。

このMT09系マフラーは両持ちスイングアームながら腹下の巨大サイレンサーにより見事に車体幅に収められ、しっかり消音しているとてもよくできたマフラーだと思う。重いけど。

なんとこれエキパイからテールパイプまで全部ワンピース構造。
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エンジンが前傾してるおかげでラジエータの下にエキパイ出口があり、ラジエーターマウントを触らなくてもマフラー着脱が可能でありがたい。

全長が短いこのマフラー、管長を稼ぐためかエキパイの取り回しはこんな感じ。
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一般的にマフラーはパイプ構造という既成概念に囚われない乳牛のお腹のようなサイレンサーは左側からもよく見える。
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そんなしっかりした純正マフラーをリプレイスするならこれでしょう。
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AKRAPOVIC RACING LINE チタン
EUヤマハのオプション品のアクラポビッチチタンは分割形式やサイレンサーの外観に違いがありえらくかっこいいんだけど、どう違うのか知りたい。

純正マフラーとの比較
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アクラポチタンって言ってもエキパイはステン。
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チタンサイレンサーといっても中身ぎっしりでそこそこずっしり。
ステンエキパイとチタンサイレンサーの2ピース構造

取下ろした純正マフラーはワンピースなので保管が大変。。

出口は3気筒アピールのバッフル付
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狙った設計か偶然か、一応センタースタンド対応ということだがアクラポステッカーがスタンドマウントの影になってしまう。。
多分ステップ交換時に撤去だな。
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エキパイは素直にカッコいい。接続管の位置は十分な計算・実験によるものとアクラポビッチを信じたい。

エキパイ取り回しは純正と違い無駄なくストレート。
おかげでオイルフィルタ部のクリアランスが大きくフィルタ交換が楽だった。
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ただ、ベリーパンの選定時には頭悩ませそう。

交換作業でポイントになってくるのはエキパイのフランジのナット締結。
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このナットに限らずマフラー関係のねじ部にはアンチシーズ塗布は基本として、特にこのフランジのナットのトルク掛けには注意が必要。mixiの09コミュでは規定トルク値を順守したがためにオーバートルクによりフランジの変形及びスタッドの曲りという事例が数例あった模様。