ある人のコラムから抜粋。

傷つかないためにはどうしたらいいですか?



何もしない事です.

何かをすれば波風が立ちます.

その波風は決して耐えられるものだという保証はありません.

ましては、その波風に自分が反応した行為が人のところに行ってまた波風になって自分に戻ってきます.

そしてそれはたいてい自分が起こした最初の波風より大きいものです.

そしてそれに人は傷つきます.

だから傷つきたくないのなら何もしない方がいいのです.



会社に対して新しい提案なんか辞めておきましょう.

たいていは「ここがダメだ」「ここが不明だな」と罵声を浴びせられます.

そんなものに耐えるという行為をしなくてもお給料は同じです.

誰かに「好きです」なんて言う行為も辞めておきましょう.

たいていは「いい返事」なんて帰ってきやしません.

これは”格好悪い”です.人に言われて後ろ指までさされてしまうかも知れません.

告白さえしなければ傷つく事はありません.

じーっとしている事です.

出来れば部屋からでない事です.

それでも生きていけるのならば部屋からでない事です.

部屋の中で「匿名」でネット上に書き込んでいるだけならば傷つけられる事はありません.安全です.



なぜ人は余計な事をしてしまうのでしょうか?

社会の中で生きていくのにも「なるべく波風を立てない」生き方はあるはずです.

だまっ~て、就業時間が過ぎていくのを待っていれば平穏な会社の過ごし方は出来るはずです.

ましてや「そこそこの年になって」ルールを壊してまで何かをしてしまったら「大きな波風が立ってしまい」ます.それに耐える事は本当に大変な事です.

少しぐらい気に染まぬ事があっても「見て見ぬ振り」をすればいいだけです.



やり過ごそうとした.

黙ってニコニコしていれば過ぎていく事だとわかっていた.

しかしそれが出来なかった.

「したい、したくない」ではなく「できない」のだ。

だからどんな波風が立っても行くしかないのだ.

それが自分というものに誠実であろうとする事であるならば.

傷つく事を覚悟する.

周りの人間の罵声を覚悟する.

波風がどんなに大きくなろうとも進めるところまでは進む事を覚悟する.

進んでいるうちは結果は出ていないはずだから.

「参った」と言わなければ負けた事にはならない.



外に出よう!

自分の身を世間の風に当ててみよう!

冷たく強い風は「痛い」かもしれない.

でもその風に当たる事をじっと耐えてみると「風」の中にも時たま”ふんわりと優しい風”がある事に気がつくだろう.

それは”身をさらしてこそ”気がつくものだ.

風に向かって歩いてみよう!

しばらくすると腹が減る。

そこで食べるものは「部屋で食べた何か」とは違う味がする.



とりあえず外に出よう!

人のために出来る事がないかを考えてそれをやってみよう.

自分のためにやる事は部屋の中でさんざんやってきたはずだ.

人のためにやったって感謝なんかしてくれない.

「ナニ余計な事やっているんだ」と迷惑そうにされるのがオチだ.

そんな冷たい風をまず受けてみよう.

でもそんな風は自分のからだが変わるのか?風自体が変わるのか?なぜか必ずいつか暖かく感じる日が来るものだ.

だからとにかく外に出よう.



今は冬.

外に出て世間の風の冷たさを感じるにはいい季節だ.

そしてその風が少しずつ暖かくなっていく事を感じるのにもいい季節だ。

とにかく外に出て「自分の身をさらす」という怖いけれど、きっとその先に大きな喜びがある事を信じて…外に出てみよう.