会社がそこそこ波に乗ってくると、
攻めの経営者は「もっと利益を」。
守りの経営者は「現状維持を」。
大きく別けて二つのタイプがいると思います。
皆さんどっちですか?
私は、どっちかと言うと「攻め」です。
得意とする分野に関しては、ガンガン行きます。

只、失敗した社長さんもいっぱい見て来たため、「新規事業」に関しては、ちょっと怖い。

ある社長さんの話しをしましょう。
ある社長さんは、「制作畑」の社長さんで社員が2名にも関わらず、3億近い驚異的な売上を上げていました。
その売上を見て、フッと思ったんでしょうね。
「この儲かった金で、もう一旗。」
結果、転落の道を歩みます。

新規事業案は、今までの「制作畑」とまったく違った物でした。
しかし、中々面白い内容で、確かにいけるかも?と思い、VCがかなりの数で話しを聞きたいと集まった事もあります。
そんな背景の中、スタートした事業案でしたが、直ぐに暗礁に乗り上げます。

理由は一つ、キャッシュフローの計算が甘かった。
新規事業案はとっても人材の頭数が必要な仕事で、しかも直ぐに成果が現れる事業では無かった。結果、とてつもないランニングコストが掛かってしまった。

しかも、社長はVCとの面談やプレゼン等で毎日大忙し。
元になっていた、「制作」の仕事は、当然疎かになり、クライアント離れが置きました。半期で2億程あった売上がたった2000万程まで落ち込みます。

まったく売上が立たないまま大きなランニングを抱えねばならず、成功するハズだった事業案は、経った半年で大暗礁に乗り上げました。

融資をほぼ約束してもらって始めたのに、自分に利益が無いと判断すると、VCは、鬼かお前らは!と言えるぐらいに手のひらを返し、撤退。

もう無理!と誰もが思ったのですが、、流石「攻め」の社長。
今度は「借り入れ」と言う手法により、数千万のキャッシュを手に入れ、再度挑戦。
只、一度暗礁に乗り上げた事業は、中々うまく行かず、倒産。。。。
残ったのは、数億の借金と自分のみ。

ね、恐ろしいですよね。

まぁ、事業案にも問題があったし、進め方もマズかった。
只、こんな話しを目の当たりにしてきた私は、性格は「攻め」にも関わらず、得意とする仕事で「コツコツ」とやってしまうのです。

しかし、今順調に行っている会社を見て、「何かやりたい!一旗上げたい!」と密かに思ってます。
う~ん。金って恐ろしい。

IT分野の成功者は、思いついたら直ぐやる!って方が多いですが、よくもまぁ、そんなに勢い良く行けたなぁ、、、と思いますね、あたしゃー。
運もやっぱりあったんだろうな、うん。