【試合】6/8 2024年度全日本卓球選手権大会 マスターズ・全社会人 大阪府予選会 | 働くカットマンのチラ裏卓球ブログ

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 今年のマスターズ予選&社会人予選です。
 
 同日に実施されるため、社会人の方のダブルスにエントリー。
 そしてシングルはマスターズ(30代)です。
 
 
 
 30代の内の出場はもしかすると今年が最後になる可能性も有り得るので、マインドだけは高かったです。無駄に。
 
 会場中の実力(通過可能性)とマインドの高さの絶対値の差を比べたら僕がダントツで高かったと思いますね。
 
 マインドが下がり得るあらゆる機会を極力避けるべく細心の注意を払って行動してました。
 
 
 直前のマインドが高過ぎてめっちゃ力んでしまい、右腕の薬指の筋と右足のアキレス腱まわりが腱鞘炎気味になっていたりしましたが、湿布とサポーターの力で何とか卓球にこぎつけていました。
 
 やっぱ東洋医学より西洋医学ですよ(湿布こそ至高)。
 
 
 
 
 大阪のレベルは社会人もマスターズも年々うなぎ登りで、今年はとうとう社会人予選に元全日本王者の及川選手(7段)が登場しました。
 
 邱建新さんのところの卓球塾に通われているからだそうで…インフレがすごい。
 
 
 
 まずは社会人枠のダブルスからです。
 関東から今年こちらに来た子(右S)とです。
 
 
【社会人予選 ダブルス】
■2回戦 vs右S&右Pペア 0-3(-2,-4,-5)
 相手は30代ペアで、2人ともこちらよりずっと格上です。
 
 ダブルスで1+1=30ぐらいの確変が起きないと端から勝てないレベルですが…粉砕されました。
 
 
 台上と3球目のレベルが圧倒的に違いました。
 
 レシーブでツッツくといくら切っても関係なくカチ込まれます。ループって何?
 
 ツッツキじゃなくストップあるぞって見せな話にならんのですけど、僕のナケナシのストップや相方のストップに対してあちらもしっかりビタ止めストップ。
 
 特に右Sさんのストップはちょっと切ってるっぽいのでもう何していいやら。
 
 
 常に先手を奪われ続けるので、相手がミスるか少し大きいラリーになってガチャるかしないと点数取る目がなかったですね。
 
 
 この後にも通じるところがありますが、ダブルスに限らずストップとストップ処理の完成度は避けて通れんなと思いますね…
 
 
 
 というわけで早々に敗退。もう少し喰らいつきたかったですが……無念。
 
 
 
 
 切り替えてマスターズのシングルスに向けて精神統一。
 
 
 
【マスターズ予選30代】
大阪卓球協会のパッキン要員からようやく外された感…単に年の功か。
 
■2回戦 vs左Sさん 3-2(7,9,-5,-6,7)
 大学は世代被ってますが(僕が圧倒的ベンチ要員だったことが主な原因で)初対戦。
 
 事前情報では聞く人全員から「サーブ上手いで」との評。
 
 左利きでサーブ上手いとかやめてくれ…と思いつつ、とりあえずポンボットでだいぶキレてるサーブをレシーブする練習を積んでおきました。
 買ってよかったポンボット(定価528,000円)
 
 さらにダブルスのサーブ練習するついでに対左用のバックサーブを意識的にかなり練習。
 ちょっと意識的に練習するだけで良くなるなら最初から練習してたらよかったのに感はありますが、ちょっと質高くなりました。
 
 
 というわけで付焼刃ですが対左を意識して少し練習を積み…最初は僕のレシーブが思いの外安定してイイ感じにできたことと(事前情報のお陰)、サーブが思いの外効いたこと(事前練習が奏功)もあり、いい感じ。
 
 とはいえ全く余裕はなく、かなりビビりながらのプレイでした。
 
 いかんせん会場中で可能性無いなりに思い入れだけが強すぎるので…負けとうない…😇
 
 と思うと、すっごいビビりながら入れてるのが自分でも分かります。毎度のことながら予選はトスがちょっと震えます。
 
 3球目もあんだけ練習したのに全く入らん😇😇😇
 
 なんで協会予選の下回転打ちってあんな難しいん🤔?
 
 みんなもっと余裕で入れてる気がしますけど…それだけ鍛錬したということですか…
 
 
 出足は僕のビビり度合い以上にあちらにミスが出たお陰で何とか取れましたが、3ゲーム目からは完全に落ち着いてプレイされ、僕がビビッて引け腰状態になってるのが浮き彫りに。
 
 お願いやからこのツッツキで次しょーもないミスしてラリー終わってくれ… みたいな非常に終わってる精神状態で点数が取れるはずもなく…
 
 攻撃もだいぶビビってしまってるので3球目の下回転打ちができず、勢いに乗れず。あちらは序盤レシーブミスしてくれましたが、もう多少回転がわからんでもツッツいときゃ何とかラリーになると思って容赦なくツッツいてきます。
 
 あまりいいところなく、あちらの方が安定し始めてあっさり追いつかれました😇
 
 
 5ゲーム目も非常に苦しく、3-5で折り返し。
 
 ここからちょっと勇気出してラリー中に打ち込んで5-5。
 
 …で僕レシーブ…
 3球目の圧が出始めてこちらもビビッてしまっている中、あちらがまさかのサーブミス。
 
 6-5。めちゃくちゃデカい。
 次のポイントをあちらのサーブ3球目でしっかり取られてしまいますが、6-6で僕サーブが回ってきた。
 
 ここで長めのラリーからのネットインツッツキ→スマッシュの鉄板パターン。
 
 めちゃくちゃ申し訳なかったですが内心神が降りたと思いました。
 
 ここで気を強く持って、相手レシーブはツッツキで入れにくるので、僕が3球目回り込み強ドライブ…をしたかったですが強く打てるはずもなく、めっちゃ打点落として遅い曲げるだけのループドライブ…が効いて8-6。
 
 これがデカく、最後逃げ切ることができました。色々運が良かったです…
 
 
■3回戦 vs左Sさん(3段) 1-3(-5,-6,10,-2)
 邱建新卓球塾のコーチの方。。
 本日は初戦を勝って、この方にぶつかっていくのが目標でした。
 
 昨年度に突如として大阪のマスターズ予選に現れ、誰や…!?となりながら同ブロック全員を3-0で無双して去っていった方です。(そして協会系試合出場はマスターズのみ)
 
 
 もう真向からぶつかっていくだけ、それこそ最初は記念受験的思いでした。
 
 
 1ゲーム目、あちらサーブはフォア前サーブ。ナックルとかちょい下ぐらいしかしません。
 
 そして僕がフォアでガッと切ったツッツキをまずループで持ち上げてくれるところからスタート…するつもりなんですが、めちゃくちゃ縦横無尽に広範に打たれて全く取れる気配がありません。
 
 正確には多少は拾える時もあるんですが、拾ったとて大きくバックに動かされてバックカットで何とか返したらフォア側へ、大きくフォアに動かされて何とか引き返し気味に返したら次はバック側へ…と抜き去られ、打点早くめちゃくちゃ精度高く返され、そんなピッチで広範囲に揺さぶられる想定で練習してないんですけど…状態。
 
 
 こりゃ無理やわ…やっぱ記念受験…と脳内で過りますが、もう割と序盤の3-6ぐらいのタイミングで、お相手が本気の声出し。
 
 これほど上手で力の差もあるので、のらりくらりやられる感じなんかなと思っていましたが、なんかむしろ記念受験でスター選手に浮ついてるこっちの方が相手に失礼やなと思いました。
 あっちはちゃんと勝ちに来てるのに、こっちはどうせ負ける前提で抜かれて喜んでて何なんやと。
 
 おそらく、僕が今まで試合した、粒カットマンを苦手とする人の中で最も強い人です。
 
 冷静に勝とうと考えると、あっちは粒嫌がってるし、こっちの攻撃がカーブドライブなのをかなり嫌がってるし、バックサーブも嫌がってる。僕の主戦武器ほとんど嫌がってる。
 
 あちらの方が基礎力が50倍高いぐらいの実力差ですが、何とかすればなんとかなるんじゃないか…
 
 と思いながらそれでも圧倒的にボコられて1ゲーム目を終えます。
 
 
 まずこっちのレシーブ時にツッツキだけやったら全く点取れるビジョンない。あっちは徹底してフォア前にサーブ出してくるし、明らかに粒苦手としてるし、レシーブ変えなあかん…
 
 …と思い立って、ストップと回り込みのバックレシーブを混ぜます。
 
 これがかなり効いて、ストップに対してはツッツキしてくれるのでそれをもう一度ツッツキ返してカット打ちの展開に持っていったり、攻撃したりとできる。
 
 これで意識が散って、普通のツッツキレシーブもハーフロングぐらいで返せば、持ち上げてくれるようになりました。
 
 
 …でもあちらのコース取りが鋭くなかなか点数は取れずあっという間に0-2。
 
 0-2で終始あちらに優位に立たれている中でも、声出しを止めないファイター系コーチ。絶対ええ人やん。めっちゃ子ども好きそうな顔してるし。
 
 
 で、後がない3ゲーム目に僕覚醒。
 あちらの厳しいピッチ&コース取りに対してアドレナリンどばどば状態で、少し枷が外れた感じがありました。
 
 めっちゃ喰らいついて返して、たぶん僕史上一番強い状態でようやく12-10で1ゲーム奪取。
 
 しかし覚醒モードは続かず、4ゲーム目は一気に0-6とリードされて万事休す。
 これだけ点差離されてしまったら何でもされてしまいます。
 
 そのまま敢えなく敗戦。
 
 しかし一瞬、ちょっとだけ、ほんのり殻が破れたかな感を得られました。
 
 

 

【反省総括】

 もちろん今の実力水準で通過なんて客観的に考えるとおこがましいわけですが、それでも予選通過を目指している強い相手に対して、記念受験マインドで臨むっつーのもなんか違うなと思えました。

 

 それが一番収穫かも知れません。

 

 

 

 で、普段の練習でも相手がノンプレでめちゃくちゃ打ってくると「お前そんなん本番の予選で絶対せんやろ」みたいに思ってしまうんですが、それもまた無意味やと思いました…。

 

 予選で絶対せんやろ と僕が思ってしまうようなプレイを上位層は平気でやってくるので、むしろノンプレで打たれること≒予選の上位層と練習できてるぐらいに思って、それに何とか喰らいついて返せるような水準をせめて意識レベルではデフォにしておかんと、一生競れるようにすらならんなと思ったところです。。

 

 ポンボット練も毎日のようにやってますが、配球設定が今勝てる人に確実に勝てるようにするメニューだったり、ちょっとだけ格上やけど頑張ったらいけそうな水準で考えてたりと、どうも少し甘いんやろうなって気がします。

 

 

 決定戦に絡まないような層でも、30代で出続けてる人で伸びてる人も見かけます。

 

 そして同期は少しずつ緩やかに弱っていく一方なのに、相変わらず負けそうになってもまくり返して予選通過…。

 差を感じます。。😇

 

 

 あとは近畿選手権予選が一旦最後ですね。

 

 痩せよ。