先日の奈良レイティングで、卓球ストーカーこと岩城さんからアドバイス頂いたものを自分なりに咀嚼したものです😇
うわ、ほんまや…と、あまりに的確だったので、
卓球ストーカーのネットストーカーである僕をストーカーしてるからこそ出てくるアドバイスですね
と言ったら、
思い上がるでない。w
と言われました😇😇
さて、Twitter上でもいわきさんがtweetする度、いつも如何に茶々入れるかを考えている訳ですが笑、マジなところ、「才能ない」といわきさんが自負する卓球において、いわきさんが他の人より明らかに優れたところは、その内省の深さにあると思っています。
いわきさんの仕事柄、その部分がさらに強化されてるんやなかろうかと思います😇
内省部分の掘り下げに絞って言えば、全日本でも勝ち上がるレベルなのではないか…と、僕は勝手に思っています😇
戦術面でのアドバイスを頂くこともありますが、それはメンタル・心構えに関するアプローチからの話が多いです。
まぁ戦術の場合、自分と相手の技量と心理状態を踏まえた上で、自分がどう動くのか…という話なので、当然メンタルが絡んでくるのですが、立ち話程度でも「そりゃそうやわ…」と思う部分が多いです😇
僕の全く卓球に関して働いてくれない頭で、一生懸命僕なりに考えて試合中立ち回ってる訳ですが、大体穴だらけ(かつデカい)なので指摘しやすいのかも知れません😇😇😇
強い人は技量だけでなく、洞察力が優れていると思います😇
さて、先日の奈良レイティングで、いただいたアドバイスは、
- 3球目の待ち方
- 相手の凡ミスor自分のマグレで得点した時の心構え
- ②を踏まえた試合中の振舞い方
の3本立てな感じです。
①は前記事で書きましたが、再度振り返ると、
- 普段より3球目攻撃することに意識振ってる時、同時に相手のレシーブが甘くなることに期待し過ぎ。「サーブが効いて欲しい」と思い過ぎ
- 格上相手に甘いレシーブを期待し過ぎることは無いはず
- 誰が相手でも、レシーブへの期待度は一定にした方が良い
極めて、おっしゃる通りです😇
特に初見だと、なまじサーブが効くことが多いので、3球目攻撃を狙いに行く際、相手のそこそこ良いレシーブではなく、例えば「横上を横下と誤認した相手がツッツいて浮かして来ますように😇😇」などと、つい願いながらサーブを出してしまうことがあります。
特にちょっと精神的に余裕がない時はその傾向が強いですね。
困ってアップで(しかもあわよくばレシーブミスを願って)点数取りにいって、それを待たれて普通にペチーンってされてァゥァゥァゥ😇😇!ってなるパターンを何度となく繰り返してます😇
これは中学生の頃からずっとそうで、一切成長してない。。。というより、行動パターンが身体に染み付いてしまっている部分です。。。
"余裕がない時程、そういう安易な考えの自分が出る"
ということを自覚していないといけません。
言い換えれば、相手レシーブは当然相手に依存するので、
「僕の都合の良い願望はそう簡単に叶うことは無い」
ということを踏まえてサーブ出すべきですね。
【試合中の感情表現】
今回のメインは
② 相手の凡ミスor自分のマグレで得点した時の心構え
③ ②を踏まえた試合中の振舞い方
これです。
まず、何を指摘されたかと言いますと…
(あくまで見た感じの話で、当たってないかも知れないけど、イチ意見として…という前置きありきで言ってもらってます。ただし、当たり倒してるので問題ないです😇😇😇)
- (これは良いところでもあるが、)相手の凡ミスで得点した時と、何故かマグレで入ってしまった時に感情出過ぎ
- どちらも結果的に自分の得点にはなったけど、本来なら相手の得点ぐらいの気持ちでいるべき。ほぼ自分のミス。つまり、得点できたが自分に何らかのバグがある状態ということ
- で、その得点の次は、かなり高確率で失点してしまってる
- 次のラリーで失点してるってことは2回続けてバグってるということ。見かけは1-1だが、実は連続2失点している状態で、その後の流れが良くない
- お前の卓球は、2回続けて自分で得点することは少ない。それは良い悪いの話じゃなく、システム上そうなってる。ということは相手をバグらせないといけない(が、自分がバグってたらしゃーない)
確かに……😇
試合中、僕は感情がほぼほぼそのまんま出てます。
情報ダダ洩れで、流出を防ぐ気がないレベル🤗
変化つけて相手のミスを誘えた時に、大げさに「ラッキー」と言うことはありますが、そういった小賢しい振舞いは極稀です😇
相手にスーパープレイされると普通に笑ってしまいますし、完全に逆を突かれた時もリアクション取りながらニヤニヤしてしまいますし、競ってる場面で幸運にも相手の凡ミスで得点できた時は、心の奥底から「ラッキー」などと安堵し切った笑顔で、上体思いっきり上向いた状態で言うてしまいます😇
エンジョイ勢の最たるものです😇
- (少しオカルトチックになってしまうが)凡ミスの時に安堵から喜び過ぎてしまうと、まず自分のバグへの意識が逸れてしまう
- 「勝って兜の緒を締めよ」じゃないが、凡ミスとマグレは自分のミスだと思って、ミス要因を点検するぐらいの気持ちの方が良い
- (感情を前面に出すのは良いところでもあるが、)勝つことにフォーカスする場合、(相手に情報を与え過ぎて)足枷になることが多い
- (少し楽しくなくなるかも知れないが)上に勝つことに目的意識を置く場合、感情を出し過ぎない方が、良い方向に作用しやすい
- 逆に感情を出さないことで相手が警戒して強くなってしまうこともあるが、その副作用は、自分も強くなる機会が得られるのでメリットでもある
- 正直ラッキーな得点だと思っていても、「俺がミスさせてやった」ぐらいの顔をしていた方が良い。その裏で自分のバグの反省をしておいたら良い
これもホントそうです。
喜んでる隙に自分のバグ点検がおざなりになりがち。
感情が解放されたことで自省が抜け落ちてしまったり、何となくのまま、ラリーに入ってしまいがちです。
これ気を付けないと、ただただ弱体化するだけですね。
どうしてもエンジョイ勢っぽさが出ています。
そっちの方が試合中も楽しいのは楽しいです。
しかしこれ、もしかすると深層心理では、勝つことを目的にすることから逃げているだけかも知れません。
ガチな団体戦に出た経験が、ほぼ無いからだとも思います。。😇
ガチガチな雰囲気で、勝つことを目的にしている中で、1人だけ失点しても楽しそうにしてたら、「なんやねんお前」って怒られてもしゃーないですし、それとは別問題で、実際勝ちに重きを置く場合、自分の感情といった心理的情報をわざわざ相手に積極的に与えるのは、まぁアホでしょう😇
感情を出すことで自分の実力を出しやすい、出しにくいは人や場面によってあると思いますが、僕の場合は楽しくやってしまってるだけで、そこんとこはあまり関係ありません😇
(ビビってる時に奮い立たせる効果はありますので、場面により有効なことがありますが、ここでは平時の場合です。)
やはりスポーツ競技としての卓球を楽しむ上では、強いに越したことは無く、そういう意味で、もう少し勝ちに繋がる要素に拘るべきというのは間違いなく真理だと思います。(もちろん場合にも拠りますが)
- (自分だけかも知れないが)自分の場合、重心の位置を下げることを意識している。感情を出した時に上体が上向いてしまうと、重心が上がり過ぎてしまい、修正が必要になる
- そういう面でも、ガッツポーズを出してもいいが、小さくとも良い
- 自分は勝ちにフォーカスするほど、動きが小さくなっていった
特にラッキー言うてる時って、物理的に上を向いてしまうので、確かに重心が上がります。
カットでも重心が上がって胸が上向いてしまうと、良い方向に作用することは何一つありません😇
いわきさんの学生の頃から今に至るまでを勝手に思い返すと、確かに試合中のリアクションがどんどん薄くなっていってる気がします😇
昔はもう少し声が出ていたのに、最近はもう対戦相手の観察と自省に、意識を全振りしている感があります。
たまに勝負所のポイントで、ごく小さくガッツポーズしてはります。
なんか最後はいわきさん観察記みたいになってしまいましたが、試合中の立ち回り方においても、まだ修正できる、意識的に変えていけそうな部分はありそうです。
もちろん楽しむことを忘れたら、卓球そのものが詰まらなくなりますが、勝ちに徹することと楽しむことは両立可能です。
特に自分の心理的な谷が来るサイクルというのはあるので、感情丸出しにして、その谷にハマってしまうことは無いようにしたいなぁと思った次第です😇