【用具】 V>15 Limber (試供品) 使用レビュー | 働くカットマンのチラ裏卓球ブログ

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【現在の使用用具】
ラケット:ビオンセロ (特注グリップ/ニッタク)
F面:ディグニクス09C (特厚/バタフライ)
B面:バーティカル20 (特薄/STIGA)

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 結構打ち込んだので、レビュー書いてみます。

 チラ裏成分高めでお送りします。


 TSPのご担当者様、これ、良いラバーですね!!!!

 土曜日お昼12:49にメールでアンケート提出いたしましたのが

 私です!!!


 もし 万が一 ここを見ていらっしゃったら、

 プラボールの品質だけ
 どうにかしてください 笑



 媚売り終了。


 本題です。


【レビュー対象】
 V>15 Limber / VICTAS(TSP) / MAX / 赤

【はじめに】
 使用初日にですね、
 「何これ、めっちゃラリーとカウンターしやすい」
 と思ったんですよ。 

 帰宅後、パッケージの裏面説明を読みました。抜粋します。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 弾力性に優れたシートと強いスポンジ
 相手のスピンに負けない攻撃的裏ソフトラバー
 <コンセプトは相手の強烈なスピンに負けないシート>
 相手の強烈なスピンに対しカウンタードライブでも自分がイメージした場所にコントロールできる弾力性に優れたシートを実現しました。攻撃では最新の力強いスポンジがくり出すパワーで攻守のバランスが良いラバーに仕上がっている。V>15Extraに比べてスポンジ硬度が柔らかく、よりコントロール性能と使いやすさで高い性能を発揮します。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 抜粋終わり。

 確かに、謳い文句に間違いなしです。笑


【普段の使用用具】
 ラケット:ビオンセロ/ST
 F面:バタフライ/テナジー05FX/トクアツ/赤 (←比較対象)
 B面:Dr.Neubauer/No.1/0.6mm/黒
 総重量:169g

 (グリップテープ巻いたら、4gほど重たくなってました。笑
 手元の重量が増すだけで何ら問題なしです。)

【ラバー重量】
 パッケージ込重量とかカット前重量をメモっておくの、忘れてました。

 貼付直前重量が50gです。
 テナジー特厚が49gです。 ほぼ同重量、問題なし。


【特記事項】
 まずはパッケージ写真

 

パケ

 

 


 開封後の表面の様子 明るい赤してます。好きな色。笑

 

 


表

 

 触り心地は、しっとりというよりさらさら系

 貼り付け段階でなんとなく、
 スピン重視系ではなさそうだという予感はしてました。笑


 ちょっとズーム、スポンジ面とセットで。 光の当て方で色が明るすぎ

 

表拡大

 

 


 さらにスポンジ面の様子

 

裏

 

 真ん中の方に
 FOR PROMOTION ONLY
 NOT FOR SALE

 と印字されてます。
 試供品です。販売用じゃねーよ ってことですね。

 でも販売用も今更変わらんのではなかろうか…?


 スポンジ面拡大してみます。こんな感じです。

裏拡大


 これがiPhoneカメラの解像度の限界です。笑

 いわゆる気泡ちょい粗系ですね。
 テナジースポンジほどでっかい気泡してません。

 気泡云々について知ったかぶれるほど用具に詳しくないので、

 とりあえず
 「接着剤の膜、剥がしやすそうです」
 とだけ書いときます。笑


【ラバー硬度】
 シートはコシがあるけど結構柔らかい方
 スポンジはもっと柔らかい

 05FXと比べると、シートもスポンジもV15Limberの方が柔らかいです。

 柔らかラバー好き悶絶。 ちょっと柔らか過ぎ?


【打球感/球持ち】
 打球感、めっちゃ柔らかいです。笑
 めちゃくちゃ気持ちいいです。笑

 球持ち、めちゃくちゃいいです。笑

 全体の柔らかさによる食い込みとシートでしっかりグリップ!
 って感じです。

 セルでテナジー使ってる時の球持ちの感覚かそれ以上です。

 球持ちではテナジー超えた感あります。

 半強制ホールド感はありません。


【ドライブ】
・擦るドライブ
 向いてません。笑
 明らかに擦り打ちドライブには適してません。
 シートにグリップ力はあるが、摩擦力はないって感じです。
 グリップ力と摩擦力って違いは何なんでしょう…よく分からん…。


・食い込ませるドライブ
 厚く当てるといい球出ます!
 射出角度は05FXより低めですがそれなり。
 スピード・回転量ともに、05FXより控えめです。

 特に回転量が控えめなので、正直物足りない。笑 


・前陣 特記事項
 しっかりボールを掴むので、プラボールの滑っちゃう感が解消されます。
 安定感すごいです。

・中~後陣 特記事項
 中陣ではまだ威力が確保されてますが、
 後陣ぐらいになると飛距離がそれ程出ないので、入れるだけになりやすいです。

 相手からすれば「手前に落ちるのかよ」みたいな感じで逆にやりにくいかも。


・対下回転等
 スピンがそこまでかからない副作用か、
 回転を上書きするタイプではなく、
 回転の影響を非常に受けづらいタイプのラバーです。

 球をしっかり掴み回転の影響は受けづらいので、
 カット打ち等はかなりやりやすいです。


【スマッシュ】
・球質/速さ/回転の影響度
 柔らかいラバーの宿命です。球質はかなり軽いです。笑
 速さもテナジーよりは出ません。

 しかし、回転の影響を受けづらいので非常にスマッシュがやりやすい。
 コースを狙って連打するタイプにかなり適しています。


・カウンタースマッシュ
 さすがに相手の回転を一切無視できるとかではありませんが、
 非常にやりやすいです。

 タイミング合わせたら入った~ というラッキーパンチも増えました。
 まぁラッキーパンチに頼ってるようじゃダメですが。笑


【ブロック】
・弱インパクト、強インパクト時
 強弱どちらでも、すっごいやりやすいですね。

・伸ばす等回転変化
 自分からかけるのはテナジーに比べやや難しいですが、
 相手の回転を利用してかけ返すことはふっつーにできます。

・カウンター
 相手の回転に影響されづらいその特性。
 明らかにカウンター卓球向きです。やりやすい。笑


【ストップ】
 非常にコントロール性能高し。短くコントロールしやすく、お手軽です。
 相手の回転を残したり利用することもやりやすい。
 めっちゃ切るストップ等はやりづらいと思われますが、
 総じてストップ性能高め。


【フリック】
 擦るフリックは全然向いてません。笑
 弾いてください。迷わず弾けば入る!


【チキータ/台上BD】
 きっとやりやすいはず。笑

【ツッツキ】
 セル時代のコントロール性能の高いラバーと同様の感覚で、
 非常にやりやすいです。弾むタキネスチョップ的な。

 簡単に食い込みますし、ポーンと弾み過ぎて飛んでいってしまうことがないので、
 ドライブ時に感じたスピン性能の低さは、ツッツキではあまり感じません。

 回転量の変化もつけやすい。

 最大回転量はテナジーに及びませんが、満足。


【カット】
・切るカット
・入れにいくカット
・ナックルカット


 切りに行くのも繋ぎにいくのもナックルも、
 全てが非常にやりやすいです。

 まず、相手の回転の影響が少ないこと。
 そして、そもそもあまり弾まないこと。笑

 カットを切りたいなら、食い込ませてしっかり振り抜けば簡単に回転がかかります。
 柔らかいラバーなら何でも良い…という人なら、
 さすがに最大回転量はテナジーに劣りますが、
 回転量についての不満は大してないはず。

 柔らかいので食い込み方のバラつきも少なく、非常にコントロール性能高し。


・弾道
 弾道は、感覚のまんまです。
 意外に低くなる!とか 山なりになる!とか言うこともなく。
 イメージしやすいですね。


【サーブ】
 コントロール性能高し。回転量はそれなり。
 3球目のこと考えるとむしろやりやすいか。笑

 ロングサーブもやりやすく良い感じ。特に問題ないです。

 やっぱ最大回転量は物足りませんが。笑


【バック面への影響】
 05FX貼っつけてた時よりも、明らかに打球感がマイルドになりました。
 球持ちも幾分か良くなった気がして、コントロールしやすく感じます。

 弾みは同程度です。好影響。


【総評】
・まとめ
 回転量もスピードも、主流のスピン系テンションラバーと比べるとイマイチ…
 あれ、低性能ラバーか…と思いきや、
 ものすごい球持ち感とコントロールの良さ、弾きやすさ、回転影響度の少なさ。

 明らかな前中陣カウンター卓球、ラリー重視派用ラバーです。


 プラになってただでさえ遅い球速がさらに遅くなり、
 一撃で抜き去るとか不可能…と考え、

 卓球のコンセプトをカウンター&ラリー重視にシフトしようとされてる方には、超おすすめ。

 裏裏でバックハンドはブロックメインな人ならB面に。


 また、Limberはクッソ柔らかいので、
 柔らかラバー好きな方、女性、小中学生等に受けが良さそうです。


 逆に合わないと思われるのが、一撃必殺を求めてる方、
 ゴリゴリの回転重視派、ループ&スマッシュ卓球な方。

 テナジー系のスピン系テンションを売りにしてるラバーと比べ、
 威力は見劣りします。
 ループは待たれると非常にカウンターされやすいです。笑



 さて、カットマンにはかなり向いてるラバーではなかろうかという気がします。

 特に安定性を最重要視しているカットマン。

 ドライブは繋ぎのボールとして、決め球はスマッシュメインと考えているなら、

 カットマンがF面ラバーに欲しい要素はかなり満たしているかと思います。



 まだテナジーが2枚残ってるので、一旦元に戻しますが、

 感触としてテナジーよりもこちらの方が試合を組み立て易いかも知れない…

 という予感がするので、

 再度比較して乗り換えることを考えるかも、って感じです。



 テナジーの性能を十分に扱いきれていない説。笑





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