前回は、カウンセリングにおいて、聞くということの大切さについて・・・。
今回は、自分の限界を知るということ

全身全霊で聞いていても、解決しないことがいっぱいあります。
具体的な行動を起こさないといけないことがあります。

たとえば・・・
借金や虐待、DV。そして、治療が必要な病気の場合等。

DVの相談の場合、まずは緊急にシェルター等に避難が必要な場合があります。
お子さんがいらっしゃる場合は、保育所や学校をどうするか考えることも必要です。そして、今後、どこで、どうやって生活をしていくかを考えていくことが必要です。

借金の問題も、生活ができない状態だったり、治療が必要なのにお金がなくて病院にもいけない等、至急、専門家のアドバイスが必要な場合があります。

自殺企図・・・。心が病気になっているときは、聞くだけでは対応できない場合もあります。治療が必要な場合もあります。

子育ての大変さ、不安、自信のなさの背景に、子どもの発達障害の問題が隠れていることがあります。お子さんが発達障害の場合、話を聞くだけでは子育ての不安は解決しません。医療機関の受診や具体的なアドバイス、訓練やリハビリ等が必要になってきます。

カウンセリングやヒーリングよりも、具体的なアドバイスと支援が緊急に必要な場合があります。より専門的な支援が必要な場合があります。
そのときに、適切に対応せずに、カウンセリングやヒーリングだけ行っていると、より問題が深くなってしまうことがあります。

自分ができることと、できないことを知る。
自分の限界を知っておくことがとても大切。

そして、自分にはできないと判断したとき、より適切な機関につなぐことがとても大切だと思います。

カウンセリングでは、「聞く」ことの大切さについてよく言われます。


けれども、私は思います。
「聞こう」「聞こう」と思っている時点で、聞いてはいないということ。

「聞こう」ということに意識が向いているからです。

それは、相手ではなく、自分に意識が向いていることになります。


「私は聞いています。」という態度だけのカウンセラーもいます。

うなづいたり、態度だけ聞く姿勢をしていても、すぐにバレてしまいます。
また、話している最中に、あれこれ考えていると、それもバレてしまいます。


「なぜこの人はこんなふうに思うのだろうか」と考えたり、

「何て言おうか・・・」

「なんてアドバイスしようか・・・」

「どうしたらいいんだろう?」

「何も言わないようにして、聞かなくてはならない」

「吐き出すだけ、吐き出させてあげなくては」


カウンセラーの気持ちは、ちゃ~んと相手に伝わってしまいます。


けれども、自分のことをわかってくれる人がいる、

それがわかると立ち上がっていくことができるのです。


相手のことを心から思い、共感していくことがとても大切だと思います。


2月はけっこう苦しくて、そんな中、私を助けてくれた彼女は、天然のカウンセラー。

良い、悪いも判断せず、その状況を分析したり、問題を探したりもせず、

ただ、ただ、気持ちを受け止めてくれる。


全身全霊で相手のことを思う。

全身全霊で相手の幸せを願う。

全身全霊で聞く。

私も

相手のことを心から思い、

全身全霊で聞くことを

心がけていこうと思います。



あけましておめでとうございます!

昨年中はいろいろとありがとうございました。
新しい年が皆様にとってますます素晴らしい一年となりますようにお祈りいたします。

今年もどうぞよろしくお願いいたします。


大掃除のときに出てきた、岐阜県の特別支援学校の神山忠先生の研修会の資料です。


努力では何ともならないこと、誰にでもありませんか?

でも、自分にしかできないことってありますよね。

これでよいのではないでしょうか?

もし、人の理想が完全自立であるなら、

人が全員誰にも頼らずに生きていけたなら、

人は人でなくなるのかもしれません。

「お互い尊敬しあう」そんなこともなくなりますよね。

そんな社会よりも、「もちつもたれつ」の社会。

このほうが人間らしい生き方だと思います。

誰もが命を授かったと同時に、

一人ひとりにさずかった素敵なものがあります。

その人にしかできない、さずかった良さが絶対にあります。

それを大切にしていけば良いのではないでしょうか。

人に勝ち負けや優劣をつける必要はない。

みんなが輝いて助け合い、尊重し合って共に生きていければいい。

だれもが存在価値を実感して、生きがいを持って生きるために。

                      神山 忠


神山先生は、文字を読むことが苦手です。
子どもの頃、「努力が足りない」と先生に怒鳴られたそうです。
自分なりにかなり努力したけれども、本読みができなかったそうです。

高校卒業後、自衛隊に入隊されました。
自衛隊では機密保持のため、文章ではなくて、ほとんどが口頭だったため、「自分もかなりいける。」と自信をもてるようになってこられたそうです
そして、「勉強できない子の気持ちがわかる先生になろう」と思い、夜間の短大に通い、教員免許を取得されました。
短大では、授業を録音し、黒板はカメラで記録し、勉強されたそうです。

研修会では、先生がどんな思いで小中高を過ごしてこられたか、そして、「今」の思いを熱く語られました。

「みんなが輝いて助け合い、尊重し合って共に生きていければいい。
だれもが存在価値を実感して、生きがいを持って生きるために。」


私も本当にそう思います。


今年一年、少しでもそんな社会に近づくように、私にしかない、私がさずかった良さを大切にし、それをいかしていきたいと思います

私がこの職場にいる意味、私がこの仕事をしている意味、私がたくさんの方と出会う意味、とってもとっても大きな意味があるんじゃないかなと思います。

去年は、私が宇宙としていきた約束を思い出し、「あっ!だから私は今ここにこうしているんだ。」と、はっきりわかりました。
今年は、みんなと協力し合い、助け合い、楽しくそれをやっていきたいと思っています。

そして、それを成し遂げたとき、私の願いが叶うのだと思います。