逆
昼席
それはそれは年齢層の高いお客様達ばかりです
客が12人という少なさ…
ここは病院で名前を呼ばれる所ではありません…劇場です
シ~ンと静まりかえっております…まだミ~ンと蝉が鳴いてるほうがいいかもしれません…
そんな中、出番が参りました
普段通りにいつも昼席でやらして頂いているコントスタートで御座います
いつもと変わらぬテンションで後から登場する小林を舞台で待っていると…小林の第一声に驚かされました!!!
声でかっっ!!!!
ネタが終わる迄、声量は大音量のまま!!!!
こんな大きな声を出しパワーに満ちた小林を見た事はありません!!!
ネタ中、ツッコミを忘れ…そのパワーにゲラゲラと笑ってしまいました…『いよいよ危ない薬に手をだしたか?』と思うほどの振り切り具合です!!
小林の大音量に圧倒され僕の声は徐々に小さな声になっていきました…逆…いつもの逆であります…
一回目の出番を終え、袖に戻り「何で?何で?」と小声で質問すると「…まぁ…練習やな」と意味深な一言を残し飯に行ってしまいました…一体何の練習なのかは教えて貰えませんでした…不思議な男です
因みに「まぁ…練習やな」の
一言は僕よりも小声でした…
しかし見事な「逆」転劇でした!!
そして迎える2回目の出番なのですが…先程の「逆」を徹底的に「逆」にしてやろうと何故か思い立ちました!
出番寸前の袖で
「ボケとツッコミ変わらへん」と言ってみたところ
「別にええけど…大丈夫?」
となり
慌てて小林のコント衣装である孔雀柄のセーターに着替えました!すると直ぐにメクリが捲られ出番開始
先に小林が舞台へ上がり僕の台詞をすらすらと言い始めました…そういえば僕が遅刻したとき一人二役でやっているんだ!!と下手から関心した瞬間…その関心が一瞬にして不安へと変貌していきました!!何か無いか?不安を誤魔化すため小道具を探しだす僕…手持ちぶさたとはこの事です…すると下手に傘を発見…傘をさすしかない!!
結果を言うと…
キンキンにスベリました…
劇場を慰安室にしてしまいました…
スベったボケの人の気持ちが痛い程わかった二回目の出番となりました…
見事な「逆」転負けでした
ただ昼席のお客様は僕らの事を知らないので「逆」と思った方はいないだろうな
写真は楽屋で落ち込む僕と余裕の小林
アイスコーヒー1、タバコ8
出番2、逆2
それはそれは年齢層の高いお客様達ばかりです
客が12人という少なさ…
ここは病院で名前を呼ばれる所ではありません…劇場です
シ~ンと静まりかえっております…まだミ~ンと蝉が鳴いてるほうがいいかもしれません…
そんな中、出番が参りました
普段通りにいつも昼席でやらして頂いているコントスタートで御座います
いつもと変わらぬテンションで後から登場する小林を舞台で待っていると…小林の第一声に驚かされました!!!
声でかっっ!!!!
ネタが終わる迄、声量は大音量のまま!!!!
こんな大きな声を出しパワーに満ちた小林を見た事はありません!!!
ネタ中、ツッコミを忘れ…そのパワーにゲラゲラと笑ってしまいました…『いよいよ危ない薬に手をだしたか?』と思うほどの振り切り具合です!!
小林の大音量に圧倒され僕の声は徐々に小さな声になっていきました…逆…いつもの逆であります…
一回目の出番を終え、袖に戻り「何で?何で?」と小声で質問すると「…まぁ…練習やな」と意味深な一言を残し飯に行ってしまいました…一体何の練習なのかは教えて貰えませんでした…不思議な男です
因みに「まぁ…練習やな」の
一言は僕よりも小声でした…
しかし見事な「逆」転劇でした!!
そして迎える2回目の出番なのですが…先程の「逆」を徹底的に「逆」にしてやろうと何故か思い立ちました!
出番寸前の袖で
「ボケとツッコミ変わらへん」と言ってみたところ
「別にええけど…大丈夫?」
となり
慌てて小林のコント衣装である孔雀柄のセーターに着替えました!すると直ぐにメクリが捲られ出番開始
先に小林が舞台へ上がり僕の台詞をすらすらと言い始めました…そういえば僕が遅刻したとき一人二役でやっているんだ!!と下手から関心した瞬間…その関心が一瞬にして不安へと変貌していきました!!何か無いか?不安を誤魔化すため小道具を探しだす僕…手持ちぶさたとはこの事です…すると下手に傘を発見…傘をさすしかない!!
結果を言うと…
キンキンにスベリました…
劇場を慰安室にしてしまいました…
スベったボケの人の気持ちが痛い程わかった二回目の出番となりました…
見事な「逆」転負けでした
ただ昼席のお客様は僕らの事を知らないので「逆」と思った方はいないだろうな
写真は楽屋で落ち込む僕と余裕の小林
アイスコーヒー1、タバコ8
出番2、逆2