傘
正確には『お気に入りだった』物です
２０歳の時、大丸の傘売り場で一目惚れし即購入
タグに 特選 MAEHARA と記され
検索すると傘界で有名な人の作品らしい
皇室御用達 前原光榮 職人技16本骨傘、優雅さと力強さが共存した秀作。
とある
皇室御用達だったのか…
２０歳の時、自分の普段着はいつもスーツでした…会社勤めでは御座いませんがスーツでした…喫茶店のバイトにスーツで行ってました…
COMME des GARCONS
HELMUT LANG
DRIES VAN NOTEN
等ＤＣブランドに身を包んでいました
イギリス紳士が持つ傘
所謂コウモリ傘的な物が欲しくて購入したんですが…
芸人になってから１度も使わなくなりました
芸人になった当初も僕はスーツ で養成所に向かい春は白シャツに黒ズボンでした…
そんな僕に密かについたあだ名
店員
何故ウェイターとしか判断されないんだと憤慨しましたが、今考えると確かにウェイター以外何者でもない…
ズボンに関しても笑い飯さんに
「何でいつも悪ズボンなん」
と聞かれる始末
２０歳過ぎで悪ズボン履くか！在学中でも履いた事ないわ！と憤慨しましたが、確かに履いてたズボンはGARCONSの黒のツータック…悪ズボンに見えなくもない…
何故ダサいと言われるのか？理解不能の日々
自分はスーツを脱ぎました
スーツ卒業、ジーンズ入学
ブルージーンズの似合わなさに驚きと悲惨さを噛み殺した入学式を思い出します…
しかしあの頃は盲目的であったと現在自覚しております
確かに店員であり、悪ズボンでした
今、選ぶ服はデザインより機能性を重視しています
なのでこの皇室御用達の傘は今の自分の服に合いません
この傘は自分が品のある爺さんになれた時また使いたいと思うので大切に保管したいと思います
傘１、降水０、未来予想１