頸動脈エコー検査をして貰おうと思ったのは、
眩暈が2022年8月からずっと続いており、(1年8か月)
眩暈がする時は脳の血流が減っていて酸欠になっている感じがしていたからです。
もしかして頸動脈にプラークが出来て狭窄しているのではないかと思いました。
大学病院の脳外の主治医にも首のMRI上では悪い所はなさそうだけど、
頸動脈エコーは1度やってみてもよいかもと言われていました。
「検査結果」
壁の厚さは0.5mmで問題なし。(1.0mm以上が異常値)
プラークもない。
動脈硬化は見られない。
ただ、右の血流が遅いらしいです。(どの動脈かは聞き忘れました)
動脈の太さは特に何も言われなかったので問題ないのかと思います。
「右の血流が遅い原因」
「血圧低い?」と聞かれましたが、
「おいおい高血圧であなたに降圧剤処方されてますけど!?」
の心の声を押し殺し、「いや、高いです…」と答えました。
後は脳のMRIで確認だそうですが、ここからは脳外の分野になるのでしょうね。
脳外は大学病院に通院しているので、(紹介元の)クリニックに行くと嫌がられるんですよね…。
しかしながら、大学病院は専門以外の事は診て貰えないので、板挟みでややこしい…。
いちいち大学病院の主治医に確認してから、クリニックに行けと言われた事を言わないと…。
これってあるあるなんでしょうか?
「脳のMRI・MRA」
2022年8月に最初に眩暈が起きた時に脳のMRIとMRAは撮っているのですが、
異常なしでした。
ただ、最初の脳外のドクターのみが血管画像で気になる箇所を指摘したものの、
5年前位に撮った物と比較し変化が無かったので、
「症状がないなら問題ない」と詳しく教えて貰えませんでした。
その事を他の(大学病院の)脳外のドクターにも伝えた事はあるのですが、
(脳の血管は)特に問題はないとの診断でした。
「椎骨脳底動脈循環不全」
「この眩暈は椎骨脳底動脈循環不全なのか」と個人的に思っては、
一致していない部分も多いのでやっぱり違うのかの繰り返しです。
PPPD(持続性知覚性姿勢誘発めまい)も同じ様な思考の繰り返しです。
脳外の主治医にはセファドール(ジフェニドール)を頓服で処方されています。
セファドールの効用の1つに、椎骨動脈の循環改善作用があります。
👇椎骨動脈の循環改善作用(セファドール添付文書より)
ジフェニドール塩酸塩は、
アンジオテンシンⅡにより攣縮した椎骨動脈を緩解し、
その血流量を増加させる(イヌ)。
また、
血管攣縮による一側椎骨動脈血流障害を有するめまい患者での臨床薬理実験でも、
患側の異常緊張を緩解し、その血流量を増加させ、
健側と患側の血流のアンバランスを是正することが認められている。
「久し振りのセファドール服薬」
3/10、仕事を終えて帰ろうとした時に脳が揺れる感じが悪化し、
このままバイクで帰るのはやばそうと思い、
久し振りにセファドールを服薬しました。
30分後位に少し落ち着き、(薬の効果かどうかは不明)無事帰宅出来ました。
降圧剤服薬後、浮動性眩暈が目立ってきており、降圧剤の影響も否定できません。
脳外の主治医がセファドールを処方した理由は分かりませんが、
椎骨動脈の循環改善目的であったなら、
頸動脈エコーで血流に左右差があった私にはドンピシャの処方なのかもしれません。
「降圧剤変更3.11-」
カンデサルタン4mg→アジルサルタン5mgへ
ついでに降圧剤の相談をしました。
詳細はまた別記事で書きたいと思います。
今回は「息苦しさは血圧と関係ない」と言われました。
「以下参考資料備忘録」
●椎骨動脈とめまいの関連
めまい時は椎骨動脈血流速度の左右差が大きく、
めまいが改善するとその左右差は是正されると報告されています。
●血管の痙攣
血管の痙攣により、血管が閉塞してしまうことを攣縮(れんしゅく)と呼びます。
攣縮が起こると、右と左の耳で血流の差が生じてしまい、めまいが起こります。
この攣縮を抑制すると血流が増加し、左右のアンバランスが改善されるためにめまいを軽減できます。
●血管の異常収縮
突然血管が痙攣するようにギュッと縮んで血流を滞らせる現象です。
長年の乱れた生活習慣が招く動脈硬化と違い、
生活習慣や健康診断の結果に問題がない方にも前触れなく突然発症します。
しかし、小林教授らによって発見された血管の異常収縮のメカニズムでは、
コレステロール値が高い人ほど、異常収縮を起こしやすい事が分かった様です。
→適度な運動。糖質を摂り過ぎない。野菜を食べる。脂身・乳製品を控える。ストレスを貯めない
なんかが大切になって来るのでしょう。
「血管の異常収縮」が起きると、正常収縮に異常な収縮が加わるために、
大きな収縮が起きて血行障害を起こしてしまいます。