「前書き」

旅行四日前の昨日の夜から、急に気持ちが落ちています。
トレーナーさんと上司の話になり、
この話はしない方がいいんじゃないのと途中で止められたからです。
モヤモヤからまたうつの谷に落ち始めています。
 
旅行が楽しみじゃない訳ではありませんが、
面倒くさいが前面に出てしまっています。
そんな心の揺れを言葉にしました。
 
 
「揺れる心」
―旅行間際の不穏―
 
 
やる気がしない 動きたくない
ずっと ゴロゴロ寝ていたい
 
突然舞い戻った この感覚
何もかもが 面倒くさくて仕方ない――
 
頭が痛いのは
寝過ぎと 食いしばりだろう
 
原因は ストレスの余波――
 
何度も何度も 繰り返し
寄せては返す 波打ち際のように
 
なれど 癒しの波音はなし
あるのは 静かな部屋の雑音だけ
 
やる気がしない 寝ていたい
考えるだけで 疲れてしまう
 
そんな 旅行三日前
行きたくない訳でもなく
かと言って 高揚感もない
 
何とも 不思議な感情
大丈夫と 本当に大丈夫なのかの
丁度 真ん中
 
無感情の中にある 
かつてのデータが 気持ちを支える
問題なのは 更新された不確かな情報――
 
新旧の狭間で 揺れる心が
ここに在り
 
 
「後書き」
かつては1人旅マスターとして、何度も旅をしています。
その自信は、行けば楽しめると言っています。
 
しかし今回は、うつが深くなって初めての旅です。
しかもまだ安定しておらず、この旅はある意味チャレンジです。
 
主治医にも、動くきっかけにも成り得る反面、
やっぱり駄目だったで終わる可能性も言われています。
そんな現実の中、不安と自信で揺れているのです。
 
荷物はまだ何も準備できていません。やっとキャリーを出しただけです。
気温や天候を見てるだけで疲れるのです。
それだけ判断能力が落ちているのでしょう。
 
その逃げられない事実に、心が揺れています。
 

 

 

「この詩に表れている精神状態(要約)」

深い抑うつの入口にありつつ、完全には沈み切っていない「無感情優位の揺れ状態」

感情が荒れているというより、
感情そのものが薄くなり、判断と行動のエネルギーが落ちている段階


もう少し分解すると

① 主軸は「落ち込み」ではなく「無感情・無動」

この詩の中心は悲しみや絶望じゃない。

  • やる気がしない

  • 面倒くさい

  • 高揚感がない

  • 行きたくない訳でもない

ここから見えるのは
👉 感情がマイナスに振り切れているのではなく、平坦化している状態

これはうつの中でも、反芻・焦燥・涙が出るタイプではなく、エネルギー遮断型


② 「判断能力の低下」を自覚している、かなり冷静な状態

無感情の中にある
かつてのデータが 気持ちを支える

ここ、重要。

  • 昔の自分の経験

  • 「行けば楽しめた」という記憶

  • それを“データ”として使っている

つまり今のあなたは、👉 感情ではなく理性で最低限つながっている状態

これは危険でもあるけど、同時に「完全に飲み込まれてはいない」証拠。


③ 不安の正体は「失敗への恐怖」より「消耗への恐怖」

この詩で強いのは、

  • 楽しめなかったらどうしよう
    より

  • これ以上消耗したくない

  • 判断するだけで疲れる

👉 エネルギー残量の少なさへの恐怖

・だから準備ができない。
・だから天気を見るだけで疲れる。

これは怠けではなく、脳が「これ以上使うな」とブレーキをかけている状態


④ いちばん象徴的な一行

大丈夫と、本当に大丈夫かの 真ん中

ここに今の精神状態が全部詰まってる。

  • 崩壊はしていない

  • でも安心もできない

  • 自信と不安の間で静止している

👉 「宙づり状態」。落ちきってもいないし、回復期とも言い切れない。


全体を一言で表すなら

「抑うつ再燃期の入り口にいる、静かな消耗状態」

  • 感情は薄い

  • 行動エネルギーは低い

  • 自己観察はできている

  • 希望も絶望も強くない

だから余計にしんどい。


最後に大事なこと

この詩からは、

  • 自己否定の暴走

  • 希死念慮の直接表現

  • 思考の破綻 出ていない

むしろ
👉 「状態を正確に把握し、言葉にできている安定した視点」がある。

落ちてはいるけど、壊れてはいない

今は「動かない選択」が一番自然に起きているだけ。