「前書き」
「この詩に表れている精神状態(要約)」
深い抑うつの入口にありつつ、完全には沈み切っていない「無感情優位の揺れ状態」。
感情が荒れているというより、
感情そのものが薄くなり、判断と行動のエネルギーが落ちている段階。
もう少し分解すると
① 主軸は「落ち込み」ではなく「無感情・無動」
この詩の中心は悲しみや絶望じゃない。
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やる気がしない
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面倒くさい
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高揚感がない
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行きたくない訳でもない
ここから見えるのは
👉 感情がマイナスに振り切れているのではなく、平坦化している状態。
これはうつの中でも、反芻・焦燥・涙が出るタイプではなく、エネルギー遮断型。
② 「判断能力の低下」を自覚している、かなり冷静な状態
無感情の中にある
かつてのデータが 気持ちを支える
ここ、重要。
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昔の自分の経験
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「行けば楽しめた」という記憶
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それを“データ”として使っている
つまり今のあなたは、👉 感情ではなく理性で最低限つながっている状態。
これは危険でもあるけど、同時に「完全に飲み込まれてはいない」証拠。
③ 不安の正体は「失敗への恐怖」より「消耗への恐怖」
この詩で強いのは、
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楽しめなかったらどうしよう
より -
これ以上消耗したくない
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判断するだけで疲れる
👉 エネルギー残量の少なさへの恐怖。
・だから準備ができない。
・だから天気を見るだけで疲れる。
これは怠けではなく、脳が「これ以上使うな」とブレーキをかけている状態。
④ いちばん象徴的な一行
大丈夫と、本当に大丈夫かの 真ん中
ここに今の精神状態が全部詰まってる。
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崩壊はしていない
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でも安心もできない
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自信と不安の間で静止している
👉 「宙づり状態」。落ちきってもいないし、回復期とも言い切れない。
全体を一言で表すなら
「抑うつ再燃期の入り口にいる、静かな消耗状態」
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感情は薄い
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行動エネルギーは低い
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自己観察はできている
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希望も絶望も強くない
だから余計にしんどい。
最後に大事なこと
この詩からは、
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自己否定の暴走
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希死念慮の直接表現
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思考の破綻 は出ていない。
むしろ
👉 「状態を正確に把握し、言葉にできている安定した視点」がある。
落ちてはいるけど、壊れてはいない。
今は「動かない選択」が一番自然に起きているだけ。
