「溢れる疲労」



疲れる
無性に 疲れてしまう
もう 嫌になる程に

起きた時からの 蓄積した疲労は
まるで 睡眠さえもが 労働のよう

何も得られぬまま 時間だけが奪われる
実りのない 自己犠牲

かつて捧げた 香ばしい香りの記憶に
尚更 うんざりしてしまう

起きれば 更に削られる正体は
蓋を開けてみれば 精神エネルギーなのだろう

息を吐くように 漏れゆく心では
保持する力も 残らぬ結末

そうして また横たわる
回復せぬ力を また一つ使って

空っぽの器には 何も注がれず
どの道増えぬまま 漏れゆくばかり

嫌気がさす 現実の中
待つしかないのだろう
最初の一滴が 動き出すその時を

止められた蛇口を 何度も捻りながら――