担当してた患者さんが貸してくれた「火花」を昨日、読み終わった。
感想を伝えられず仕舞いになってしまったので、ここで少し。
登場人物が関西弁で、それだけでいつの間にかページをめくっていた。そんな印象。とても読みやすかった。
少しずつ読み進んで、最後の20ページぐらいを残してたのね。それを昨日で読み尽くしたのだけど、衝撃を受けて、度肝を抜かれた。世間一般での感じ方で物事すべて、その人の価値観とか印象が決まってしまうんだなって思った。ちょっとニュアンスは違うと思うけど「馬鹿と天才は紙一重」って言葉があるように、周りから見た異端は良くも悪くも、自分の名と顔が売れる。
私は目立つことがあんまり好きじゃないから、ひっそりしていたい気持ちはあるけど、自分の存在を知ってもらうっていう意味では、足りないのかなって思った。注目を浴びるのは、私にとってそれだけで恐怖でしかない。あがり症も多分そういう理由があるんだと思う。実際、声めっちゃ震えるし。笑
大事なのは、その人がどうであるかじゃなくて、その人にとってどうであるか。価値観をすべて理解するのは難しいけど、貸してくれた患者さんにとって私はきっと、話を聞く限り、少し自惚れているかもしれないが、QOLの一部を担えていたのではないか。気持ちの支えになれていたのではないか。そう思うことにしました。こんな考え方は他人本位すぎるかな?でもいいのよ。勉強になった。
ありがとう。この思い出は一生忘れない。
そう言えば今日は、亡くなったうちのおじいちゃんの誕生日だ!おめでとう、いつまでも空で見守っててくれ。あんたは私の守護霊だと信じてます。笑