私は、ピアノを弾くのが趣味です。
ショパンの曲を聞くのも、大好きです。
海岸(九十九里海岸)を散歩しながら、イヤホンでi-phoneで
ショパンのワルツ全集を
聞いた時、いつも「ショパンワルツ9番 告別」に
来ると、泣いてしまいそうになりました。
「海鳴りに合う悲しいワルツ」
なぜなら、この曲は、ショパンが初恋で
婚約者のマリアさんに、別れに送った曲だからです。
身分の違いや両親の反対で2人は別れなければ
ならなくなり、ショパンはマリアさんから別れの手紙を受け取ります。
ショパンは、ピアニストのマリアさんへこの曲を送りました。
私は、その非情な現実が悲しくて、悔しくてなりませんでした。
好きな人を諦め、好きだからこそ
別れなければならないことが、どんなにつらいか、
経験したことが、あるからです・・・・・
でも、最近「この曲は、もう悲しくない曲だよ」と
ショパンに云われたような気がしました。
何故なら180年近い月日が経っても
世界中のピアニストが、きっとこの瞬間でも練習している。
永遠の命を得た曲になっているからです。2人の子供の様に?
やはり、彼はグレートなアーティストでしたね!
こんな、私でさえ、励ましている。
いつか弾こう、好きな人のために、この曲を。