先日 母の命日。

丸33年が過ぎました。

早いです。

 

お引越しをして初めてのお墓参りです。

ちょいとお墓までの時間が短くなりました。

 

朝 調べておいた電車に乗り

お墓近くの いつものお花屋さんでお花を買い

同じく 近くの いつものコンビニで

ラテ&杏仁豆腐を買い お寺へ行きました。

 

先代の住職の奥様と ちょいとお話をして

お線香を頂いて お墓へ。

 

お線香を運ぶ新しいグッズがお目見えしてました。

 

1回お花たちを置いてきて

戻って お水の桶を持って行くしかないかなぁ

と 井戸水を汲もうとすると

丁度いらした方が桶に水を汲み運んで下さいました。

何て親切な方なんでしょう。

 

出来る範囲でお墓を綺麗にして

お供えをして・・・・・

ちょこっとお話して お墓を後にしました。

 

この日は もう最初から帰りにどこに行くか決めてました。

 

母と2人だけで最後に行った銀座の洋食屋さんです。

 

場所は同じところにありますが

三越さんが新しくなって 独立した状態で

三越さんに入った形になっています。

 

母と伺ったときには 中に入るとすぐに

シルクハットと燕尾服の男性が

上品にゆったりと コートを預かって下さり

案内をして下さいました。

 

今回は 中に入ると 3人男性のスタッフさんがいて

何だか ワサワサしています。

「ご予約ははてなマーク」の声も 何だか忙しそうです。

 

時間がわからなかったし 1人だったので

予約はしていませんでした。

 

2階に案内され 階段を上りきったところで

若いウェイターさんがコートは預かってくれるって言うのですが

杖を持ち バッグもあるのに どうしよう・・・と困っていると

初老の男性が サササっと来て

「バッグと杖 お持ちいたしますので ごゆっくりどうぞ」と。

 

これこれビックリマーク

この感じ!!

昔のみかわやさんビックリマークビックリマークビックリマーク

 

少し安心して 2人用の席に座りました。

 

最後に母が食べたのは 海老グラタンでした。

もう あまり食べられなくなっていたので

「多かったら 私が手伝うからね」と言っていたのですが

何と何と信じられないことに母は完食。

後でお医者様に報告すると とてもとてもとても驚かれました。

 

私は そのときもコース料理を頂きました。

 

この日は献杯のビールと一緒です。

中がこのサイズです。

一口チーズが付いてきます。

 小ジョッキにすると 他にも何か飲みたくなりそうなので

 中にしちゃいました。

 

飲んでるときにスープはイマイチなのですが

美味しいポタージュなので 即っとなくなりました。

 

パンです。

レーズンライ麦パンとフランスパンです。

甘くて美味しいブルーベリージャムも出てきます。

ほんの一口頂きました。

美味しいので 最後にお紅茶注文して

ロシアンティーにしたいくらいでした。

 

カニクロケット。

カニが ものすごくたくさん入っています。

香りも 超カニです。

美味しい自家製タルタルと イカリソースが付いてきます。

サラダのトマトは皮が剥いてあります。

ポテサラも すばらしく美味しいです。

  次 自分で作るタルタルの具材は

  このくらい小さくしようと思いました。

  残ったタルタルをパンに付けたいくらいでした笑

 

 

ビーフシチューかハンバーグか選べます。

何故パンにしたかというと

ビーフシチューを付けて食べるためですてへぺろ

付け合わせのフライドポテトは

もう少し揚げた方がいいんじゃないのっていう

ギリギリ絶妙な揚げ具合。

ブロッコリーの火の通し方も これより1秒多くても少なくてもNGってとこ。

人参のグラッセも ツヤツヤてりてり&香り高いです。

お肉は 箸で切れる柔らかさ。

美味しいデミグラスソースと本当に素晴らしいコラボです。

「お好みで からしを」と言われましたが

ほ~んの少しだけ楽しんで あとは まんま頂きました。

 

デザートは 懐かしいフルーツババロア。

少し固めで 中にフルーツがゴロゴロ入って

これぞババロアです。

横に添えられた生クリームを付けて果物を頂きます。

イマドキの「甘さ控えめ」とは違い

酸味のあるフルーツと合わせて丁度いい

濃厚な生クリームです。

 

コーヒーは濃いめで 酸味が少なく

甘みと苦みがドンとくる 私好みのものでした。

 

隣のテーブルでは 初老の女性が3人。

1人の方が ずっとウクライナの話を熱心にしていました。

 

私から見える席の 私と同じくらいの年齢の女性と

そのお母さんっていう感じの2人は

〇〇さんとこの△△君が ★★大学に落ちたけど

☆☆大学に行くことにしたらしい とか

●●さんとこの▲▲さんが結婚する相手の方は・・・

と その方のプロフィールを事細かに話していました。

 

斜め後ろの席のグループの方達は

コロナはどうなっていくのか を まるで政府の会合であるかのように

一生懸命意見を出し合っていました。

 

それぞれの会話をBGMに 今ここに母がいたら

ウクライナや 周りの知り合いの近況や コロナ禍のこの状況を

どんな風に語り合っただろうか と そんなことを考えました。

 

みかわやさんの お食事は 昔と変わらず美味しく 嬉しく思いました。

昔の ゆったり 落ち着いた感じの雰囲気があったら

もっと良かったのにな なんて感じたりしましたが

それでも これからも思い出のお店として

またお邪魔しようと思いました。

 

今日は 母の命日と

その日にお邪魔した 思い出の みかわやさんのお話でした。

 

 

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