第8回東京音楽コンクールピアノ部門結果! | 「月刊ショパン」オフィシャルブログ

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こんにちは! 編集部(は)です。
8月26日、東京音楽コンクールピアノ部門本選の取材に行ってまいりましたキラキラ

実は(は)、これだけいろいろなコンクールを聴きに行きまくっておりますが、
東京音コンは、はじめて!

さて、今年で第8回目となるこのコンクール、
本選はいつも東京文化会館大ホールでおこなわれますが、
現在こちらが改修工事休館中のため、東京芸術劇場大ホールで実施されました。
(指揮:梅田俊明さん、管弦楽:日本フィルハーモニー交響楽団)
審査員は、コンクール統括責任者で指揮者の大友直人さんをはじめ、
チェリストの堤剛さん、ピアニストの清水和音さん、田部京子さん、伊藤恵さんなどと、
これまた豪華!

参加要項や課題曲を見ると、
若いピアニストに演奏機会を提供するため、
限られた経費の中でのさまざまな工夫と努力のある、
とてもすてきなコンクールだということがわかります。

そしてこれまでにも優秀な若手を輩出しているとあって、
客席は一般のピアノファンやご家族、友人などでいっぱいダッシュ
よ~く見ると、鋭い眼光でピチピチの逸材を狙う音楽マネジメント関係者の姿もちらほら……マリオ
コンクール注目度の高さをはかる、ちょっとマニアックなバロメーターです。


さてさて、さっそくこちらでドドンと結果を発表いたします!

第1位・聴衆賞 安部まりあさん
第2位 後藤正孝さん
第3位 中村芙悠子さん
入選 花田えり佳さん


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プロコの3番をのびのびダイナミックに弾いた安倍まりあさんが優勝!
上野学園大学の4年生、横山幸雄さんのお弟子さんで、
これまでにも何度も本誌の「ショパンのエチュード誌上レッスン」などにご登場くださっています。
きれいにまとめられた髪をユサユサと揺らしながらダイナミックに弾く姿が、
これまたかわいい外見とギャップがあって、かっこよかった~ぼー
会場には、応援にかけつけた横山先生、そして同級生の辻井伸行さんの姿も!

2位の後藤正孝さんは、リストの1番のコンチェルトを弾きました。
ピアノが豊かによく鳴って、これもまたかっこよく、美しい、すばらしい演奏でした!
後藤さん、ステージ姿も堂々としていて、本当に頼もしいです薔薇

コンクールの様子や、コンテスタント&審査員の先生方からのコメントは、
(毎年恒例、受賞式での清水和音先生の本音トーク!も含め)
少し先になりますが、11月号(10月18日発売)でご紹介いたします。


おまけ。
こちらも恒例の、集合写真撮影の際。
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イスの配置を直す清水和音先生……。


当分、やってらっしゃいました……笑


清水和音先生、カメラがとてもお好き(ニコン派)だそうで、
撮影するカメラマンの心理がよくわかる模様。
率先してご協力されていました。