舞台は『カラフルランド』の特設ステージ。

そのステージに最初に登場したのは、MC NaCO・DJチェケラッチョかのん・MC Uukaチェケラの3人からなる『NANIWAカワイコちゃんガールズ☆』。今回も代表曲『ナニカチャスクリーム』を披露しました。と、歌が終わっても浮かない表情のかのん。突然「可愛い衣装を着て可愛い歌を歌いたい。DJやりたくない。」と言って去って行ってしまいました。

身の回りのことを何もかもやってもらっていたかのんがいなくなり慌てふためく2人はこれからどうすればいいのか分からなくなり、最終的に晩ご飯のハンバーグが食べれないことが判り、結果解散することに・・・・・・。

そんなかのんは新たな相方、りんごとの2人組『フルーツバスケッツ』を結成して

『珊瑚色の秘密』でデビューしました。(ユニットL判写真を使用しています)

 

そのかのんの姿を見ていたNaCOはあることを思いつく。一緒にいたUukaにも伝えると緊急記者会見が始まりました。ナニカチャホールディングスの代表取締役となったNaCOと、同じく総務課長のUukaが、新ユニットを結成するための公開オーディションをすることを発表しました。すでに選考は最終まで進んでいて、そのメンバー候補は、No.0008 原石 ホワコ・No.0396 新潟 米米(まいこ)・No.7611 奈良 犬(けん)・No.8189 #びびびんチャンネル・No.9999 個性 別ミの5人です。

そして始まったオーディション。

1人目は、ナニカチャのファンで歌に惹かれたという原石ホワコ。かなり緊張しているのか話も上手くできず。特技はダンスを披露してもパッとしません。そんな中メガネが外れるアクシデントが。すると「ほわほわ~」と言って人が変わったようにキレキレのダンスを見せました。慌ててメガネをつけると、最初のダンス・・・。その後もメガネを取られて「ほわほわ~」と言ってメガネを取り返すというやり取りがあります。

2人目は新潟米米。世界中に自分の可愛さを知ってもらうために応募した京都出身の39歳です。好物は八つ橋。

3人目は「お金しか勝たん!」。お金がついた扇子を持ち、アイドルで稼いで玉の輿に乗りたい奈良犬。でも実は家のために稼ぐという本当の想いがあるそう。奈良犬という名前で語尾が「ニャン」、さらにうさ耳をつけていましたが、そこをツッコんでもらえず。

4人目は#びびびんチャンネル。自撮り棒を持ってハイテンションで「びびびん、びびびん、びびびんチャンネル!」と言った後に言ったのは「今回の企画はオーディションを受けてみたー!」。最初から最後までずっと動画を撮っていました。

最後は個性別ミ。名前以外は「別に」しか答えず・・・。

この5人が揃ったところで次は課題曲、gaagaaS(ガーガーズ)のお米のうた『おこめおこめ』という曲で歌とダンスで審査します。

 

これで公開オーディションは終了。そして代表取締役NaCOと総務課長Uukaが一人ずつ振り返り。一通り終えるとUukaが「2人でうさ耳をつけて~」と言って去ってしまいました。取り残されたNaCOは「あーーー!」と、なぜか#びびびんチャンネルも乱入して取り乱すように慌てふためき、最後に一言「やっぱり解散や」。

そのUukaは「狂う兎のように空を舞う」がコンセプトの2人組「狂兎(きょうと)は夜光性」を新潟米米と結成し

『EDGE FLAME』でデビューしました。Uukaは新潟のことをオーディションでずっと「可愛い!」と言って気に入っていて、39歳というところが引っかかるようですが、Uukaが決めたこの2人でのデビューとなりました。

一方NaCOは、原石ホワコと奈良犬の2人の公開の最終審査として3人で『千本桜』を披露。扇子を使用したパフォーマンスだったのですが、その前に、原石はつけているメガネを取られ『ほわほわ~』とモードが変わり、奈良は持っているお金の扇子を指定の扇子に替えられてのパフォーマンスでした。そして終わるやいなや、原石は「メガネメガネ」と急いでメガネをかけ、奈良は「お金お金」と自分の扇子を取り戻しました。そして奈良の一言「人の前でやったからお金出ますか?」。

最終審査が終わると、なぜか#びびびんチャンネルが“乱入”。ですが、特に相手にされていませんでした。

 

原石ホワコと奈良犬を最終審査したNaCOは、その2人と“Chanter Chocolat”(ションテショコラ)を結成し、

『Chocolate Boots』(チョコレートブーツ)でデビューしました。

 

この歌が終わると、原石はパフォーマンス中はつけていなかった大切なメガネを、奈良は持っていなかった大事なお金を探し、見つけるものの結局NaCOに取り上げられてしまいます。そして、そこに現れる#びびびんチャンネル。ですが全く相手にしてもらえず、いつものように「あーー!」と騒いでもついてきてもらえず・・・・・・。

実はこの『Chocolate Boots』は5人の公開オーディション時のBGMとして流れていました。

これでナニカチャの元メンバーは、かのんがフルーツバスケッツ、Uukaが狂兎は夜光性、NaCOはChanter Chocolatと、それぞれデビューしました。

そして、この3組が屋外公演で共演する時がきます。

ある日、カラフルランドで『びびびんフェスティバル』が開催され、#びびびんチャンネルが「好きな3組を呼んでみた」ということで、フルーツバスケッツ・狂兎は夜光性・Chanter Chocolatの3組が出演することに。ナニカチャ解散後、初めて3人が揃うことになりました。

その開演前、「最後に怒ってしまった」と落ち着かないかのんの姿が。そこに狂兎は夜行性の2人と、Chanter ChocolatのNaCOと原石。特にナニカチャが好きな原石は3人が揃うことを楽しみにしていたそう。3人が揃いはしたのですが、気まずい3人。そんな3人に写真を撮ろうと促す新潟と原石。まだ気が乗らないながらも並ぶ3人、でも写真を撮ると自然と揃うポーズ。2枚目、3枚目、そして4枚目も。そのポーズも後半はナニカチャの時のポーズでした。そんな3人は仲直りした様子でライブへ。

ライブはChanter Chocolatから。『Chocolate Boots』を歌って、次は狂兎は夜光性の『EDGE FLAME』、そしてフルーツバスケッツの『珊瑚色の秘密』が披露され、今回は終了しました。

そのパフォーマンスが終わると流れ始めた『U Can'T Touch This』。この曲とともに現れたのは、#びびびんチャンネル・・・・・・の格好をした5人。そしてそこに現れた本物。「私はびびびん」と言う、びびびんのような5人。もはや6人の息はピッタリで、まさに“びびびん軍団”。そんな5人は「びびびんの仲間になりたい!」と言うと、「仲間が欲しかった」びびびんに受け入れられました。

 

そんな事件レベルな“茶番”はさておき、次は新潟米米の誕生日会の話です。

まずフルーツバスケッツが登場し『珊瑚色の秘密』を、続いてChanter Chocolatが『Chocolate Boots』を披露。また、フルーツバスケッツはささやかながら明太子を、Chanter Chocolatは40歳なのでチョコレート40年分をプレゼントしました。

そして最後に狂兎は夜光性が登場し『EDGE FLAME』を歌いました。

ところで、みんなは40歳と言っていましたが、「39歳」と主張する新潟。どうやら“永遠の39歳”のようです。なのでチョコレートが40年分となれば1年分を得したことに。

 

続いて原石ホワコが誕生日のChanter Chocolatのワンマンライブ。『Chocolate Boots』を披露して奈良犬が誕生日の原石に豪華なプレゼントがあるという話になったところで、“びびびん軍団”のような4人組、ビビビン・エビビン・カニニン・クススンの“エビカニクス”が登場。どうも奈良が用意したものではないようですが、ここで“ある曲”が流れてきました。ケロポンズの『エビカニクス』です。原石に似ているカラフルスクリームのかれんがエビに因縁があり、2021年7月のカラスク『なこの日』に、なこと2人で披露した曲で、原石と5人で披露しました。

そして歌い終わってあいさつ。ビビビンが“エビカニクス”なのに「びびびん、びびびん、びびびんチャンネル!」と言ってしまい、「あーーー!!」と叫びながらステージ裏へ消えていきました。

 

ところで、ナニカチャの解散後ここまでフルーツバスケッツ・狂兎は夜光性・Chanter Chocolatの3組がデビューしました。そのうち狂兎は夜光性とChanter Chocolatの2組はオーディションによって結成されましたが、フルーツバスケッツについては語られていませんでした。

その2人の出会いは山の中でした。川が流れている場所に虫カゴを首から下げたかのんが歩いてきました。するとその川にりんごが流れてきました。そのりんごを見つけたかのんは持っていた刀で焦らしに焦らして切ると、中から「もぎたてフレッシュりんごちゃん!」のセリフとともにりんごが現れました。そして“ノリと勢い”でかのんがスカウトし、フルーツバスケッツを結成、『珊瑚色の秘密』を披露して、伝説のアイドルを目指すことになりました。

 

今度はある時のびびびん軍団の3人の話。仙台まで撮影に来たようで、題して「もっともっと頑張るために牛タン食べに来たー!」だそう。そして、もーたんによる仙台名物牛タンイメージソング『大好き!牛タンタン』を披露しました。この曲の振りは「曲を聴いて思いついた」というカラスクれんが付けたものでした。

ワンコーラス歌ったところで狂兎は夜光性の2人が登場。するとびびびん軍団と謎の戦いがスタート。お互い2回ずつ攻撃を繰り出し、最後は狂兎は夜光性の牛タン攻撃で勝利!そして“兎は牛タンで狂い出す”勝利の『EDGE FLAME』を歌いました。

 

話は変わって12月19日にリリースされた『スプリットEP』の3組合同リリイベの話へ。びびびんのナレーションで始まったリリイベは、まず狂兎は夜光性の『EDGE FLAME』から、続いてChanter Chocolateの『Chocolate Boots』、そして最後はフルーツバスケッツの『珊瑚色の秘密』でした。

このリリイベにはびびびん本人以外にびびびん軍団もいたようで、最後のナレーションが軍団のメンバーでした。

そしてイベントが終わってNaCOとUukaが楽屋で話をしているシーンに。2人ともフルーツバスケッツを見て思ったことがあるそう。それは「DJかのん最高じゃない?!」。そこでNaCOが耳打ち。さて何の話をしていたのでしょうか?

 

次のライブの日、この日も3組が揃い、フルーツバスケッツの『珊瑚色の秘密』、狂兎は夜光性が『EDGE FLAME』、そしてChanter Chocolateは『Chocolate Boots』と順番に歌いました。

Chanter Chocolate歌い終わったところでUukaが出てきてNaCOと2人のシーンに。いよいよ“アレ”を実行することに。

すると近くをかのんが「ちょうどいいところに」通りかかり、話を切り出しました。

「また私たち一緒に音楽やらへん?」

それに対しかのんは「でも私にはりんごちゃんがいるし・・・・・・」と一言。するとNaCOが代表取締役として「みんなナニカチャHDの仲間!」と言って7人全員が揃いました。もともとナニカチャのファンだった原石ホワコをはじめナニカチャへの想いを話して、ここに7人による“新生NANIWAカワイコちゃんガールズ☆”が再結成され、最後にこれまでの出来事を振り返る新曲『新生ナニカチャスクリーム』をみんなで歌いました。

 

これで『カラフルな7人の夢物語』は完結です。

物語は終わりましたが、もしかしたらまたいつか、このメンバーに会える日がくることがあるかもしれません。