2024.5.31

今回の泉南市歴史倶楽部の例会はちょっと趣向を変えて気軽に街歩きと言うことで

大阪市の天満から造幣局を見学して大川べりを歩きました。

xx跡ということで碑が立っているだけのところがほとんどですが4回に分けて報告

します。

今日のコース

 JR大阪天満宮駅~大阪天満宮~桜之宮公園(昼食)~造幣局~JR大阪城北詰駅

 

造幣局博物館の手前の工場見学入口まで来ました。

 

造幣博物館北側に、創業当時に使用されていた圧印機を展示されていました。

手前がフランス製のトレリエ圧印機。

慶応4年(1868)閉鎖状態にあったイギリスの香港造幣局の機械一式を6万両で購入

した圧印機のうちの1台で、明治4年(1871)の創業当初は金・銀貨幣の製造に、

その後は銅貨幣の製造に使われたそうです。

奥がドイツ製のウールホルン圧印機。

明治4年(1871)から明治6年(1873)にかけて輸入された10台の圧印機のうちの

1台で、金・銀貨幣の製造に使われたそうです。

 

工場内を見学。ガラス越しの見学はお菓子などの食品工場を見学するような感じ。

説明をお聞きしながら3フロアーを移動しました。

 

 

硬貨の金型を展示していました。

 

500硬貨です。

 

ロボットが貨幣を運搬しています。

 

出来上がって黄色い袋に入れられます。

 

硬貨の硬貨の硬貨の袋詰め。一円は軽いけれど、他は重いです。

博物館で体験できます。

 

工場見学後は博物館へ。大判、小判も目にできます。

 

貨幣の歴史がわかります。

 

創業当時、構内や付近の街路を照らしていたガス灯。

その他天秤などいろいろな機器類が展示されています。

 

見学を終えて旧正門横などを通り来た通路を正門まで戻ります。

 

お土産コーナー。造幣局構外の道路側からも入店できます。

 

正門を出てMINT SHOPの前を通り桜之宮橋を渡ります。

橋を渡りきる直前、右へ川淵に下りて藤田邸跡公園へ。サギがお出迎え

 

藤田邸跡公園の北入口をくぐります。

近代を代表する実業家、藤田財閥の創始者、藤田伝三郎が明治時代に造営した大邸宅

の跡に開かれた都市公園で園内の一部に庭園があり旧藤田邸庭園になっています。

淀川に面したこの地を藤田伝三郎が取得したのは明治時代中期。明治18年に発生した淀川の大洪水で荒廃した大長寺の境内地を買い取り(同時に大長寺に新たな土地を寄進)明治26~29年にかけて当初の屋敷が造営されました。

 

通り抜けるように南へ、園内を散策。

 

 

 

南の出入口になっている旧藤田邸の表門まで来ました。

 

藤田邸跡公園を出て右へ少し。旧大阪市長公館へ。

今はザ・ガーデンオリエンタル・大阪になっています。

今は無い太閤園やここも、藤田邸の邸宅でした

 

庭園を少しだけ覗かせていただきました。

 

見学個所は終了。JR大阪城北詰駅まで歩いて帰宅。

街中歩き。小雨が降ったものの暑くなくて助かりました。