2023.9.9

高野山山麓の標高450mにある天野の里丹生都比売神社があります。

参拝と周辺の高野山町石道を歩いてきました。

JR和歌山線笠田(かせだ)駅からかつらぎ町のコミュニティバスに乗り

丹生都比売神社まで、参拝は後程ということでまず天野の里から高野山町石道の

一部を歩いてくることにしました。二回に分けて報告します。

今日のコース

   丹生都比売神社バス停~六本杉~(町石道)~二つ鳥居~(八丁坂)~

   丹生都比売神社

 

六本杉から二つ鳥居に向かって高野山町石道を歩いています。

この辺りはアップダウンもなく楽々の参拝道です。

126町石の右脇に黄色いテープを巻いた標識が建っています。

 

小都知ノ峯(おづちのみね)(683.5m)への登り口です。

丹生都比売大神が天野の里に鎮座することになったのは、天野の里の東にあるこの

小都知ノ峯から国見して決めたと言われているようです。約20分で登れるとのこと。

 

「企業の森」という和歌山県の森林環境保全事業に参画したたわしなどを製造する

キクロン社が町石道沿いの森を「にうつひめの森」として、林内整備と間伐等により

森林保全活動に取り組んでいるそうです。

 

 

 

古峠という分岐に来ました。

 

こちらから上古沢の集落に下れるそうです。上古沢は南海高野線の上古沢駅があり

ここから急坂を不動谷川沿いの集落まで下り、反対側へ急登すると駅があります。

以前に上古沢から高野山森林鉄道跡をハイキングした報告がここにあります。

 

二つ鳥居まで来ました。休憩所が設けられています。ここで昼食。

天野の里が眼下に眺められます。

 

休憩所のすぐ横に二つ鳥居が建っています。二基の鳥居が並んでいます。

弘仁10年(819年)空海が丹生明神・高野明神を高野山に勧請した時、神域への

入口として木で作られたそうです。高野山への参拝者は丹生都比売神社に寄り道する

かこの鳥居から参拝したそうです。慶安2年(1649年)に石造りにされたそうです。

120町石が建っています。

鳥居を通り過ぎてまっすぐ行くと高野山の大門の方。

今日はここから右手に天野の里へ下ります。

 

鳥居の横を下ります。

 

八丁坂と言われている、ほれ込んだ歩きにくい急坂です。

 

 

天野の里(下天野)に下りてきました。標識に従って丹生都比売神社の方へ。

途中に数か所見どころがありますが、今日はカット。

 

世界文化遺産の丹生都比売神社に参拝しました。両部鳥居と言われる形式です。

 

鏡池に架かる神様が渡る輪橋と呼ばれる太鼓橋を渡って、

 

太鼓橋を渡らなくても行けます。

 

禊橋を渡り、中鳥居をくぐると、正面に楼門が建っています。

室町時代に建てられた入母屋造り、檜皮葺きの楼門です。

 

楼門前からしか参拝できません。

 

楼門の奥に綺麗に色塗られた本殿が四つ並んでいます。

バスの便が少なくて、あまり時間の余裕がなかったので今回はここまででした。

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