2019年10月7日(月) カッパドキア~パムッカレ

 

 今晩、バスの夜行便でパムッカレへと向かいます。

 

 パムッカレはトルコ語で綿の城という意味で真っ白な石灰棚が世界的に有名でローマ時代のヒエラポリスと呼ばれる遺跡も近くにあり両方とも世界遺産に登録され、ここカッパドキアと並んでトルコ有数の観光地となっています。

 

 今夜8時発のパムッカレ行き直行便のバスチケットは売り切れでしたのでその30分後のバスでパムッカレ近くのデニズリという街まで行き、そこでバスを乗り替えてパムッカレまで行く予定です。

 

 出発までは時間がありましたので宿をチェックアウト後、荷物を夕方まで預かってもらいローズバレー近くのチヤウシンまでドルムシュ(ミニバス)で行ってみました。

 

♡岩窟マンション?

 

♡昔の住居跡。ここまで来ると観光客も見掛けず廃墟感満点。

 

♡うたた荒涼。

 

♡断崖絶壁。でもよく見てみると窓(明り取り?)らしきものが手前だけでなく背後の崖にも。こんな所もくり抜いているのか。

 

♡ガイドに連れられてトレッキング中の人達の姿も。

 

 チヤウシン周辺を歩き回った私は再びギョレメへと戻ります。

 

 そして小腹も空いて来ましたので前日、目にした中国蘭州拉麺という中華料理店に行きます。

 

 店内は中国人で賑わっていましたが幸い、一つテーブルが空いていましたのでそこへ座ります。

 

 ところがいくら待っても注文を取りに来ません。とうとう、しびれを切らした私は(全く、中国人のやる事は・・・)と文句をたれながらレジまで行って店主にメニュープリーズと言いますと、店主は「アイヤー、スマートフォン、持ってないあるか?」と言って(たぶん)メニューを渡してくれます。(私のはWIFIのある所でしか使えない状態)

 

 そう言えばラーメンスープがこぼれているテーブル上にセロハンテープで止めたQRコードが貼られていました。

 

 どうやら、この店ではこのQRコードをスマホで読み込んでメニューを見たり注文したりするようでした。恐るべし中国。

 

♡ラーメン、ご飯、水で722円。隣のテーブルの若い女性グループが私の注文したラーメンを見て同じものを頼んでいた。

 

 この後、一旦宿に戻り、宿の中庭でWiFiを使わせてもらいながら時間になるのを待ちます。

 

 そして、ちょうどの時間になったのですぐ近くのオトガル(バスステーション)に行きますと、たくさんの人、特に中国人で一杯です。

 

 しばらく、道端に立って待っていますと早めにバスがやって来ましたので乗り込み、バスが郊外に出た頃を見計らい、リクライニングシートを倒して目をつむりカッパドキアでの一人反省会を行います。

 

 こうして思い返してみますと見落とした場所だらけです。

 

 地下都市にウフララ渓谷、ラクダ岩に三人姉妹の岩等々・・・。やはり、日本の免許証を持って来なかったのでオートバイを借りれなかったのが痛恨の出来事でした。(国際免許証でなくても借りれる)

 

 また、中国人バブルで料金が高騰してしまい気球ツアーを諦めたのも痛恨事でありました・・・。

 

 

 

 あれを悔い、これを嘆いている内にいつの間にか眠っていて、翌早朝、デニズリのバスステーションでドルムシュに乗り換え、パムッカレの北、15分程の所にあるカラハユットという町に向かいましたが生憎、天候が崩れ、冷たい雨が降って来ます。

 

 この町は温泉保養地となっていて、町の中心には湯気を立てて温泉水の流れ出る湧出口がありました。

 

♡後日撮影。

 

 

 また、宿には、これは嬉しや、蛇口をひねると熱い温泉水の出る浴槽が付いていて、この旅行で初めて湯船に身を浸す私でした。

 

♡う~むという、うなり声が思わず洩れる温泉かけ流し~。ほとばしり出た温泉水は手もつけられない程熱かった。また、入浴後、寒い外に食事に出てもしばらく体がポカポカとしていた。露天風呂の一つもあれば、なお良かったが。(温泉プールみたいのはあるらしい)

 

 夜、食事をしに町中に出ましたがアーケードがあってその両側にはお土産物屋などが並び、大勢の観光客(湯治客?)もそぞろ歩いていて、まるで日本の温泉町の風情でした。(浴衣・丹前・下駄が、できればストリップ劇場にスマートボール場があれば文句無し)