2014年3月2日(日)  ランカウイ島

 

 

 

♡リゾート してますか~。
 :*:・( ̄∀ ̄)・:*:

 

 

 

♡リゾート してますか~。
 (・_・;)


 って、ビーチで野宿したのかい!早朝のビーチで若い白人男性二人組。
 せめて、夜露をしのぐ場所はなかったのか。
 
 朝7時半頃に泊まっていたシントラ・ヘリテイジ・ハウスを出て、すぐ近くにある安宿街のチュリア通りに出ました。

 8時15分と8時30分発のランカウイ島行きの船が出るジェティ・ポイントまで歩いて行けない事はないのですが、時間が気になります。

 タクシーで行く気になりましたが通りにはタクシーの姿が見当たりません。


 不思議に思うのは、朝7時半も過ぎれば日本ではもう街が動き出しているという感じでしょうが、マレーシアではまだ朝の眠りから覚め切っていないという風なのです。

 話を戻します。そこで、近くのオリエンタルホテルまで行って客待ちしているタクシーに乗ろうと、目的地とは逆方向に歩いているとちょうどバスがやって来ました。

 o(^▽^)o

 表示を見ると、JETTY(桟橋)と書いてあります。この桟橋と言うのはペナン島の対岸にあるバタワース行きのフェリーが出る所の事で、ランカウイ島行きの船が出る場所は、この近くに有ります。

 バス停では無いのでバスが止まってくれるか心配でしたが、幸い、手を挙げると停車してくれました。

 (^O^)/


 運転手に、ランカウイと言うとうなずいたのでひと安心です。

 バスは最終目的地のJETTYを過ぎてから、ぐるっと大回りしてランカウイ島行きの船が出るジェティ・ポイントの前で止まってくれました。


 

 

♡ここからランカウイ島行きの船が出る。

 運転手のサービスでしょうか。他の乗客は一人しか乗っていませんでしたし。

 ターミナルビルに入ろうとすると、係員がチケットの有無をチェックしていました。私は乗船場で買うつもりだったのでその事を言うと、係員は指でターミナルビルを指して、行けと言う仕草をしたので私は中に入り、2階にエスカレーターで上がりました。

 ランカウイ島は、やはり人気が高いのか、もうかなりの人が列に並んでいました。


 見ると8時15分発と8時30分発の表示が有り、それぞれに列が出来ています。私は、まだ乗船を開始していない8時30分発の列に並びました。

 しばらく並んでいると、また係員がやって来て一人一人、乗客のチケットを確認しています。そして私の所にやって来てチケットを見せろ、と言います。私は、真に入念な事よのう、と思いながらチケットは持ってないが、ここで買うつもりだと言いました。すると、この係員は持ってないと乗船出来ない、また、ここでは買えない、と言い出しました。

 ( ̄□ ̄;)!!

 私にとって寝耳に水です。ハトに豆鉄砲です。さらに話を聞くと、外でしか乗船チケットは買えないとの事。哀れ、私は数多くの乗船客の哀れみと蔑みの視線に晒されつつ、列外につまみ出されるのでした。    
。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。


 私は「地球の歩き方」にもどこにもチケットは事前に買え、とは書いていなかったではないか!と悪態をつきながら外に出ました。
 ゛(`ヘ´#)

(注)実際には、ちゃんと事前に近くにある時計台傍の旅行代理店で買うように、と載っていた。


 
 

♡ペナンの観光名所の一つでもある時計台。この近くの旅行代理店でランカウイ島行きの乗船券を買わないといけないらしい。

 私は外に出ると、もうランカウイ島に行くのが面倒になり、また時間的にも間に合いそうにもないので、このままタイに再入国することにしました。


 荷物をガラガラ引っ張り、300mほど歩いてバタワース行きのフェリーが出る所に行き、そのまま乗り込みました。


 

 

♡失意のうちに眺めたペナン ジョージタウンの街並み。円筒形のビルが街のランドマーク、コムタ。

 結局15分程で対岸のバターワースに到着しました。因みに乗船代は要らないようです(ペナン島に行く時はお金が要る)。

 フェリーから下りて、連絡橋を歩いて行くと下にバスステーションが見えたのでそこに行きました。また、前回と同じボーダーを通ってタイに入国するのも面白くないので、今度はバタンブサールと言う所から入国するつもりでした。

 どのバスだろう、ときょろきょろしながら歩いていると、バスの呼び込みのでっぷり太った親父さんが、「ランカウイ島行くなら、このバスに乗んな」と呼びかけて来ます。何の事はない、ペナン島に来る前に行こうとしてすっ飛ばされてしまったあのアロースター行きのバスです。

 キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!

 それにしてもランカウイ島に行きたかったなあ、とでも私の顔に書いてあったのでしょうか。一言もランカウイ島行きのバスは?とは聞いてないのですが。しかもバス(料金340円)に乗車、即出発というタイミングの良さです。
( ̄▽ ̄)=3

 私の乗ったバスは高速道路を突っ走り、1時間弱でアロースターのバスステーションに到着しました。

 バスから降りるとすぐにタクシーの運転手が何人か寄って来ましたがバスで行く事を伝えるとどのバスか教えてくれました。

 バスはすぐに見つかりました。ここから15分ほどの所にあるケアラ・ケダーという所に行くバスです。

 ところがバスには表示があるものの、乗客も運転手も居ず、何だかひっそりかんとして、すぐに出発しそうにありません。

 o(・_・= ・_・)o


 

 

♡ケアラ・ケダー行きのバス。誰も居ない。
 
 少しして職員らしい人が現れました。ケアラ・ケダーに行きたいらしい男の人が何か尋ねています。その人の話が終わった後、私も、いつ出発するか職員に尋ねてみました。すると着いたばかりなのでまだ出発しないとの返事です。

 これは、やはりタクシーで行くしかないか、と思った途端、さっきの男性が流暢な日本語で話しかけて来ました。そして、この人の言うにはタクシーを私とシェアしないかとの事でした。ケアラ・ケダーまでタクシーで20リンギット(320円)なので、互いに折半して一人10リンギットでは?との提案です。

 私にとって断る理由がありません。さっそく、その人とタクシーに乗り込みました。    
  
(^з^)-☆Chu!!

 それにしてもランカウイ島へ行こう、と思い立ってから何と遠回りした事でしょう。そして、また、あきらめかけているとこれです。

 これはきっとリゾートの女神が私に行くように、との導きに違いありません。この最もビーチリゾートにほど遠い私にです。あのバタワースの脂ぎったバス会社の呼び込みの親父さんはリゾートの女神の化身だったのでしょうか。リゾートの女神様にとって、この世を忍ぶ仮の姿があの親父さんというのは本意ではなかったでしょうが。
 (・_・;)

 タクシーは15分程でランカウイ島行きの乗船場に着きました。ここもたくさんのランカウイ島行きの乗客で溢れていて華やいだ雰囲気満開です。私も否応無く一気にバカンス気分全開です。私をリゾートに連れてってです。

:*:・( ̄∀ ̄)・:*:

 

 

♡ケアラ・ケダーのランカウイ島行き乗船券の販売窓口。 

 

 

♡この船で麗しのランカウイ島へ。

3月2日(日) ランカウイ島

○今日の出費
・バス代(ランカウイ島行き乗船場まで)          44円
・栄養剤・水・パン                      118円
・バス代(バタワース~アロースター)          345円
・タクシー代(アロースター~ケアラ・ケダー)        352円
・フェリー代(ケアラ・ケダー~ランカウイ島)      736円
・昼食                               128円
・カプチーノ(ランカウイ島スターバックス)          336円
・タクシー代(ランカウイ島クア~パンタイ・チュナン) 960円
・ホテル代1泊(Malibest Resort)            6,080円

・夕食                                336円
・ビール、ポテトチップス                   115円

計-9、58円 通算 38日目 -165,666円

3月3日(月) ランカウイ島


○今日の出費
・ホテル代2泊分(ABモーテル)          3,520円
・サングラス                     544円
・昼食(焼きめし)                 384円

♡さすがリゾート。焼き飯(カオ・パット)も何となくお洒落。高いけど。

・コンビニ(トイレットペーパー、パン、水他)736円
・夕食(ケバブ、レモンジュース)       544円
・バイクレンタル2日間             1,920円


計-7,648円 通算 39日目 -173,314円

収支 39日目 -61,810円(1日当たり-1,584円)