2013年11月18日(月)

 
♡隠れ家のような良い感じのゲストハウスの前にあったスノーメン。

 
 ♡パーイ、食堂でウロチョロしていた優しい顔したワンコロ。
              

2013年11月20日(水)

フランス人形の担ぐ荷物は漬物石より重かった

タイ チェンライにて

 今日の昼食はバスターミナル1近くのお洒落なカフェで、トースト2枚付のチキンサラダとグリーンティ(130バーツ、409円)でした。私にとって贅沢の極みです。

 食べ終わった後、宿に帰ろうとするとT字路の角のところにそれはそれは可愛らしいまるでバービー人形のような、否、もっと清楚で上品な感じ、例えていうならフランス人形のような二十歳前後の妖精が道端に立っていました。
(  ゚ ▽ ゚ ;)


 今しがた、バスでチェンライに着いたという感じです。もう一人、女性がいましたが宿の場所でも聞きに行ったのかどこかへ行ってしまいました。地理不案内の上に一人取り残されたせいか、その不安げな表情がそそられます、いかんいかん、守ってやりたいという気持ちにさせられます。

 すると、そこへバスターミナルを出た大型のバスがやって来ました。そして、バスの車掌がドアを開けて、そこをどけ、というように手で合図をしました。

 彼女はバックパックを歩道ではなく、車道に下ろして立っていたのです。このままでは、内輪差で、バスの後輪に巻き込まれてしまいます。

( ̄□ ̄;)!!

 彼女は慌てて、自分の荷物を移動させようとしますがあせっているのか素早く出来ません。

 千載一隅のチャンスです。神の与えたもうた好機です。

 私は、ボンジュール、マドマゼ~ルとか言いながら(彼女は本当にフランス人です。私は目ざとく彼女のバックに付けられているフランス国旗に気付いていた)、彼女の荷物を掴み、歩道に上げようとしましたがその荷物の重いのなんの、たかだか、縁石の30Cmを引きずり上げるのに腰が砕けるのではないか、と思ったほどでした。
(><;)


 総じて欧米人の荷物の大きさは半端ではないです。でっかいバックパックを男も女も背中に担いで、ひどいのになると背中だけではなく、前にも身に付けて道を歩いています。
┐( ̄ヘ ̄)┌


 しかし、大きさだけでなく重さもこれだけとは思いもよりませんでした。

 この荷物の中にいったい何が入っているのでしょう。漬物石でも入っているのでしょうか?陸上自衛隊レインジャー部隊並です。できることなら確認したいものです。

 この荷物を担いで遠路はるばるフランスからやってきたのです。肉食人種だけに成せる行為です。彼女は可愛い顔をしたプラデターです。
w川・o・川w


 私は、どこからかK-1のジェロム・レ・バンナのような彼女のボーイフレンドが現れる前に「良いゲストハウスは、この通りの一本向うにあるからね」と伝えると、急いでもいないのに足早に彼女から遠ざかるのでした。

11月10日(日)

パーイで思った事

 
♡4代目のまだ新しいレンタルバイク。レンタル料、1日200バーツ(630円)

 
♡いかにもリゾート感満点の場所。道沿いにリゾート施設が点在。パーイ南東方面。

 
 ♡のどかな刈り入れ直前の田園風景。パーイ北東部。ここの辺りにもリゾートが点在。

 
♡ゲストハウスの馬鹿猫。ゴミを外に出していたら、引っ掻き回して散らかし放題。仕返しに間抜け面を撮って公開の罰。
 
 宿の部屋に荷物を下ろすとAさんとさっそく街歩きに出かけました。

 夜の8時過ぎなのですが街は多くの人で賑わっています。メーサイではこの時間、通りから人の姿が消えるのですが。


 まず、フードコートのような所で食事をしました。その後、通りを歩いてみたのですが、まず感じたのが欧米からの旅行者の数です。中国系の旅行者など東洋系も居ますし、タイ人の旅行者と思われる人も多いのですが、欧米系の数が圧倒的です。

 次に旅行者の服装がお洒落だということ。余り小汚い格好をした連中は居ません。(人の事は言えない)
 

追記、考えてみたら小汚い格好の方々はこういう場所にあまり来そうにありません。

 さらに、これは特に感じたのですが、どの店も売っている商品や店のレイアウトのセンスが良いということです。商品のディスプレイをカラフルに、客の目を引くように上手に飾っています。これは、店舗だけではなく、路上でアクセサリーなどを販売をしている店についても言えます。少し古くて趣のある車などを上手に使っています。

 私はこの道の専門家ではないのですが、Aさんときっとその道のプロに委託でもして通り全体をコーディネートしているのではないかとの結論に達したのです。(憶測)

 素人が、一丁、金を儲けてやれ、と商品を並べてもこうはいかないと思うからです。

 ここ、パーイは特に女性にとっては堪らないのではないでしょうか。しかも、このナイトバザールは週末だけでなく毎夜、行われているのです。

 
 
 
 
 
 
 
 ♡パーイのナイトバザールで。もちろん実物はもっと色鮮やか。
 

 次の日にAさんに車でパーイ周辺を案内してもらったのですがこの時期、気候も良く、なんだか高原リゾートに居るような(行った事無いですけど)気分でした。本当に良い所で、たくさんの旅行者が決してアクセスは良くない場所ですが訪れるのも分かります。

 パーイでは、その豊かな自然と笑みを絶やさぬ人々がきっと貴方を温かく出迎え、素敵な思い出を作る事ができるでしょう・・・って観光パンフレットの惹句のような事ばかり書いても仕方ないので(本当に良い所ですが)本音を書きます。

 パーイは恋人と、あるいは妻や家族、友人と訪れるべきです。そのぶんにはきっと満足されるでしょう。

 しかし、男一人、健康な男子が(汚れた野郎が)一人で来る所ではありません。(旅好きな健全な男子旅行者の方、御免なさい)


 寂しさを紛らわせる場所がないんです。もちろん、おしゃれなBarはあります。しかし、パーイガールがピッタリ寄り添ってくれて、ばかねえ、とか言いながら、しなだれかかってきたり、一緒にゲームなどしてくれる場所、ビアバーやカラオケなどのピンクの照明の店が無いのです。

 タイの観光地は必ず、昼間の観光と夜の観光がセットになっていると思っていたのですがパーイはどうでしょう。きっと街作りの一環として風俗の規制条例でも作っているのでは。それが嬉しいという人もいるでしょうが。

 とか言いながら、結局、一週間、滞在してしまった私です。
 (^_^;)