胃腸の不調もかなり改善してきて、ゴールデンウィークに入った。ゴールデンウィークの時期は毎年近くの山頂付近にある墓園まで一気に歩いて行きどれだけ苦労せずに到着できるか確認する事にしている。結構キツイのでバテて寝込んでしまっても仕事に支障が出ないこの時期に試すようにしている。

 午前中は掃除と布団干しをして、昼ご飯を食べて休憩後。水をリュックサック入れて出発した。農村部の行楽地は連休中なので行楽客が多く、道路の交通量も多い。


 山頂付近にある墓園は入口からゴルフ場の中を抜ける坂道が続いた1km以上の専用道を登っていく。車で行けば直ぐに到着するが、歩きではかなりキツイ。


 この日は気温が上がらず風は涼しいので動きやすかった。ゴルフ場はプレーヤーで一杯だった。立ち止まらずバテず早歩きで進んでいく。

 35分ほど歩いて、バス停が見えてきて山頂付近の墓園の管理棟に到着した。墓参の人が多い時期だけ臨時でバスが走っているが、この日は走っていなかった。

 このチャレンジを始めた時は、休み休み上がって到着後も息が上がってしばらく動けない位キツかったが、ここ数年は楽に上がってこられるようになった。

 特にバテたり疲れたりしてなかったが、静かで景色が良く風が吹いて穏やか場所でしばらく休んでいた。













 死んだら皆こんなに本当に穏やかな時間を過せるのだろうかと休んでいると管理棟の中に迷い込んだ燕が透明なガラス板の壁に何回も衝突している。目の前で死なれるのは見たくないので、近付いてみるがやはり捕まえることは出来ない。自然に任せるかと諦めかけた時、透明なガラス板の壁に激突して燕が気絶してしまった。そのまま、床に胸側を上に向けて落ちてしまい動かなくなってしまった。死んでしまったか。

 建物の中で死んだままも哀れに思い、掴んでみたらその燕は少し動いた。まだ、生きているみたいだ。そのまま外に連れ出して地面に置いたら何もなかったのごとく飛び立っていった。管理棟の中に巣を作ろうとしたのかな。









 ケガをしていないのか分からなかったが、飛べたので大丈夫なんだろうか。とりあえず、目の前で人工物で野生動物が死ぬのを見ずに済んで良かった。

 その後、復路を始めた。後半歩数が10000歩を超えて足が強ばって動かしにくくなったが、37分程で帰宅できた。往復13000歩になったが、キツさは無かった。達成感と共に、諦めずに続けていると再発しないがかぎりは、出来る事がまだ増えてんじゃないかと少し前向きな気分になった。この日は14000歩になってこの日は歩くのがキツかった。

 その翌日の今日もゆっくりと短い距離しか歩けなかったので体操だけにしておいた。今日は2000か3000歩で精一杯だろうか。