【THE INTERVIEW】平成を振り返る~TEAM2000編(2)〜
商標登録、ドメイン取得etc... -TEAM2000におけるマーチャンダイジングの基盤固め-
TEAM2000は1990年代後半、ミレニアムに向けてオレが命名したんだけど、ミレニアムの時はいろいろな波があった時で、アパレルでの商業的な動き、それにプロレスでの動きも絡めた全部を含めてTEAM2000と命名をしたんだ。もちろんアパレルであったりグッズであったりと、マーチャンダイズを絡めていくものでもあったよ。

ちょうどアリストトリストの立ち上げも同じ時期で、たしか当時は商標登録は企業系が唯一と言っていいぐらいの感じだったね。企業が中国に生産拠点を移し出した時期でもあったけど、同時にトラブルが多く噴出していた。オレのクライアントも日本で商標登録を初めの頃からやっていたのに、日本の自動車メーカーが海外を拠点に生産を始めたらそれが丸々パクられたと言っていた。そこから車のパーツ一つ一つに商標や特許を登録する事態になっていたと思う。

他にもJALがロゴなどを登録を始めて、大手は登録をしないとどんどんパクられる、という時期で、プロレスではオレが最初だったんじゃないかな。マーチャンダイズ展開はnWoも同様で、アメリカはもうそういうビジネスをしていたから、そこから学んでオレの個人名とTEAM2000の商標登録を行った。それはマーチャンダイズの基本のところで、それを始めたのが97年か98年ころだったかな。.comのドメインを取ったのも同じころだった。当時はHPの独自のアドレスを取得するというのは珍しくて、「早めに登録してください」とアナウンスされていたね。

ただ、名前を商標登録したけど、登録して終わりではなく、ジャンルやカテゴリーが数多く分かれていて、商品化する時も何を作るのか?洋服なのか?などを選択したら今度は日本だけなのか?と。中国も台湾となればそれはまた別に取らなきゃいけない。だからさしあたり、ARISTRIST,蝶野正洋,TEAM2000の商標登録はすませたね。商売を考えた時に、商売=出る時と入ってくる時の敵を考えなくてはならない時代になっていたよね。世界的に商業的なベースが変わってきていた。中国が生産で世界に飛び出してきていて、アメリカなどがブロックするために商標登録とかをきちんとやり始めたころで、そんな時代の流れが変わる時だったよね。

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【THE INTERVIEW】平成を振り返る~TEAM2000編~(前編)〜



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