【THE INTERVIEW】平成を振り返る~スポーツ編~
スポーツを取り巻く「研究」と「政治」の変化
間もなく迎える新元号、今回は平成のスポーツ界を振り返ってみる。

平成の時代、日本のスポーツ界は多くの記録がうまれた。相撲では白鵬の最多優勝更新、サッカーもW杯に初出場から6大会連続で出場、水泳は北島康介選手をはじめ数々の五輪の多数のメダルを獲得。野球も野茂選手や先日引退を発表したイチロー選手、他にもメジャーリーグで日本人が大活躍している。

平成の日本スポーツ界はすごいね。それまで停滞気味だったところが一気に進展した。この急成長の要因はどこにあるのか?考えられるのは「研究」だろう。いまはスポーツ科学センターという施設もあるし、これまでの気合と根性論だけではない違う取り組み方で、データをもとに正確なトレーニングをすることで記録が伸びていく。この形が主流になって研究が進んだのだと思う。

以前の日本はデータ管理が出来ていなかったんじゃないかな。例えばまず「食べる」ことも食べ方や栄養の取り方、体のつくり方が昔と違っていて、世界との差がなくなってきているように感じる。昔はアメリカやロシア、中国なんかの大国はステロイド系の使用もしていたと思うけど、それを除いたら人種の身体能力にそれほど差がないようになってきたんじゃないかな。

政治とスポーツは繋がっていて、ベルリンの壁やソ連の崩壊から世界もスポーツ界も変わってきた。それが日本では平成という時代だった。W杯やオリンピックが代理戦争なんていわれているしね。一番ステロイドとかがひどかった時代は、多分70年代だったと思う。スポーツだけじゃなく戦争もあって薬物汚染が広がっていた。アメリカもベトナムから帰ってきた兵士たちの中毒がひどくて問題になっていた。これはアメリカだけではなく、世界中が同じだったんじゃないかな。このころは、日本でいう昭和の時代は、世界は核と薬物の時代で、平成はそれが抜けていく時代という印象を受ける。
昨今、日本人がより研究をして記録も伸びているが、若い人たちがストイックなことが意外だったね。ゆとり世代だなんだと言われていた世代が記録をつくっている。でもゆとり世代は、社会そのものがゆとりのある傾向にあった。そんな世代の日本人が今や何人も外国にチャレンジしている。

俺がアメリカに行っているときに、後から野茂選手も渡米してきてドジャースで一度会っている。当時は日本人がメジャーリーグで通用しないって風潮だったけど、彼はそれを覆した。サッカーだってカズ選手が扉を開いたけど、メジャースポーツではかつては日本人はフィジカル面でも技術的にも無理だと言われていた。彼らのチャレンジ精神がすごいよ。多分昔だったら長嶋さん、王さん、張本さんたちは世界で通用していたはず。でもそれは無理だなんだといわれてあり得ない話だったのに、それでも挑戦したチャレンジ精神、それがスポーツ界の平成という時代だったと思うよ。

【蝶野さん来店】3/30(土)マルイファミリー海老名にアリストトリストが1日出店!
【蝶野さん来店】3/31(土)マルイファミリー海老名にアリストトリストが1日出店!
【AT×OIOI/3月30日(土)「アリストトリスト×マルイファミリー海老名」に一日限り出店!】
https://lineblog.me/arist_hizy_2017/archives/1616871.html



★MASAHIRO CHONO OFFICIAL INFORMATION★

【公式通販サイト】 
※蝶野正洋プロデュースアパレルブランド・アリストトリストがインターネットで購入可能!
【アリストトリスト所在地(銀座)】
Email:webmaster@aristrist.com 
電話:03-6161-6070(OFFICE)/03-6161-6071(LOUNGE)
〒104-0061 東京都中央区銀座3-8-12 銀座ヤマトビル4階
*テレビ出演、イベント出演、肖像使用のお問い合わせは、
電話:03-6438-0770

Email:management@aristrist.com