【THE INTERVIEW】
東日本大震災から8年。
もう8年なのか、まだ8年なのか。ただ、東日本大震災の教訓は今後の災害対策に生かすべきなのに、その追求に減速を感じる。

なぜだろうと思っていた。福島原発事故の責任問題が解決できていないことが原因の1つだと思う。被災地を特集する番組を見て、まだまだ多くの問題が置き去りのまま、原発再稼働の協議が進むのもおかしな話だ。東日本大震災で亡くなった方への追悼と同時に、今後の減災、被災の対策を進めるためにも、東電問題は優先すべきだろう。

その後も熊本地震、西日本豪雨とさまざまな災害に見舞われている。「自助、共助、公助」の大切さや、その役割分担は国も推進している。公助に当たる国の管理体制が問われる災害問題、責任問題の解決が出来ないことが、防災対策の減速につながっているのかもしれない。

「失敗」は「大切な教訓」という話を消防関係者からよく聞く。避けることのできない自然災害は、防災から減災へとシフトが変わってきている。震災の記憶を風化させてはいけないが、8年が経ついま、やるべきこと、出来ることが進んでないと感じる。

身の安全、安全な避難…「自分の身は自分で守る」という自助の啓発は進んでいる。ただ、防災に関しては、法律の改正が行われていても進んでいるようには見えない。トップの一部の権益、責任でやるべきことができないのはおかしな話。個人が流れを止めることは、会社でもよくあること。団体、企業を指導、監督するのは国の役割。ちゃんとしないと!自分も救急救命をきっかけに、東日本大震災を通し、救命・防災の啓発のお手伝いをすることが増えたが、もっと公助の啓発協力を行っていければと思う。
隠れた被災も見逃さず… -大洗町の取り組み-
今週3月17日(日)に出演する茨城県大洗町の「大洗春祭り海楽フェスタ2019」。ここは東日本大震災の時に町長さんが大きな声がけで避難をうながし、津波による人的被害が出なかった。逆に人的被害がでなかったことで、支援や援助は後回しになり復興に苦労した。本来、避難警報の見直しは最優先で改善すべきことだと思うが。大洗町の避難例は、報道もされず、教訓になっていないのが残念だ。

大洗の復興に一役買った、バンダイナムコアーツのアニメ「ガールズ&パンツァー」。大洗町を舞台に広げられるストーリーに、復興とは無縁な話題で観光集客を盛り上げ、町も協力している。大洗町は稀な例だが、まだまだ隠れた被災はたくさんあるのだと思う。今はアニメの聖地、マニアが盛り上がる町「大洗町」をモデルケースとして、防災についてもっと知ってほしい。

大洗町の大使に任命されて年に何度も行くようになり、いつも思うことは、大洗の魅力は「人間」です。全国から集まるアニメファン、観光客に対する町の「もてなし」が一番の魅力です。

2019年3月11日を振り返り。

伝えよう東日本大震災 3.11を忘れない ARISTRIST x NWHSLA

蝶野さんも来場。3/17(日)は「大洗海楽フェスタ」
大洗海楽フェスタ
【3/16(土)&3/17(日)大洗春祭り海楽フェスタで新作コラボグッズ発売&3/17(日)蝶野正洋2ショット撮影会開催!】
https://lineblog.me/arist_hizy_2017/archives/1616632.html



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