蝶野選手 橋本大地選手プロレスデビュー戦に対する会見コメント!



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1月14日、蝶野選手がアリストトリストで記者会見を開き、ZERO1の10周年記念大会となる3・6両国国技館大会において、闘魂三銃士の故・橋本真也さんの長男・橋本大地選手のプロレスデビュー戦の相手を務めることが決まったことを受けて、コメントを発表しました。


【蝶野選手コメント】

「かなり前からオファーは受けていました。気持ちの中では大地君のプロジェクトを協力していくという中で、自分も腹は決まっていました。また、2011年の3月、プロレスの新時代がスタートさせるために、デビュー戦のオファーを快く受けさせてもらいます。いろいろ振り返ってみて、大地君との接点というのはホントに小さい時しかない。どうしても橋本選手の息子という見方をしていましたが、ここ最近はそういう見方をしていません。もうプロレス界の金の星というか、プロレス界の超新星ですからね。彼の場合は生活の中からプロレスというものを見てきているし、父親がなくなり、中学のあと、高校に行かずにプロレスラーになりたいという、その思いが高校生活の3年間続いてきた。彼の中にどっぷりとプロレスというものが染み込んでいるし、プロレス界の底も見ているだろうし、普通の新人ではないと思っていますので」


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「デビュー戦という見方をすれば超破格。両国国技館でのデビュー。デビュー戦の相手がベテランの親父の世代の自分なんかになるということでね。ZERO1の大谷も橋本真也の意思を継いで団体を継続してきている。彼らの10年間の苦労はいろいろあったと思います。そういうものすべて大地のデビュー戦に集約されているんじゃないかと思う。そういう意味では単なるデビュー戦じゃないと思うんだよね。リングに上がった時には、もしかしたら自分の中でいろんな感情が交差するかもしれない。一番大変なのは大地君だと思うんだよね。1万人以上のお客さんの前でのデビュー戦。どんなに肝のすわった人間でも地に足がつかない状態になると思います。自分もそうでしたけど、記憶に残らない、一体どんな試合をやったんだろうとたぶん分からなくなる。それはそれでいいと思います。逆にそれぐらいの飛んでしまったような状態でぶつかってきてくれれば、俺がちゃんとさばくし、リングの上で俺がプロレスというものを教えてやりたい」


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「(大地選手にどういう戦いを期待するか?)俺が大地君に親父を反映させられるかというと、それはまた全然違うし。自分もデビュー戦の相手、あんまりやったことがないんでね。だから、デビュー戦というところにあまり気持ちを持って行きすぎると、遠慮した試合になってしまうと思う。業界の中では3月で一番の注目を浴びる興行だと思います。その両国大会の中でもっとも注目される試合になると思う。その中で俺はとにかくプロの試合、プロとしての力量を見せる。ついてこれないのであれば容赦なく潰しますし、彼の今の力というものを100%、120%出し切らせる。(警戒する部分は?)それはありますよ。やっぱり、リングの上では何が起こるかわかりませんからね」


「(精神面で期待するところは?)たぶん気持ち的には、折れるか折れないかという前の、リングに上がるまでの緊張感で、もしかしたら大地君は壊れてしまうかもしれない。リングに上がるまでが勝負だと思うんだよね。あと2ヵ月、日に日にものすごいプレッシャーがかかると思います。だから、試合当日、リングに立てれば、精神的な部分としてはそれでよしだと思います。(大地選手が父親から受け継いでいる部分は?)けっこう平気でズケズケとコメントも出しているし、人前に出るとそれに応えようとか、それ以上のものを出すというか、そういうタイプだと思うんですよね。だからどっちかと言えば、道場よりリングで力を発揮するタイプ。顔は親父より明らかにカッコいいよね(笑)。彼は次を目指す世代の人たちの手本になり目標になると思う。まだ18歳のデビュー戦の“人間”を見せてもらいたい」


「橋本選手との試合で俺もケンカキックというものが生まれた。橋本選手がバンバン蹴ってきて、それに対して俺が頭にきて蹴り返して、顔面を蹴り飛ばしたのがケンカキックになった。そういうような歴史もありますから、もしかしたらやりあっているうちに何か新しいものが出てくるかもしれない。彼はナチュラルに持っているものがあると思うんだよね。そういうものを引き出せればなと。(ZERO1側は武藤選手も両国に来てほしい意向ですが)デビューした以上は、3人でトリオを組んでみたいですよね。もう俺らもそんなに長くないからね、3人揃って大地を囲めるようなチャンスもそんなにあるわけではないと思う。俺のあとは武藤選手とのシングルだとか、デビュー戦後のことも考えていってあげたいなと思いますね」


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