先日入院した、正独くんだが




結果から言うと




今週中の退院となってくれた




治療はまだまだ続き、今後は自宅でステロイド剤薬投与治療が3週間と通院





ネフローゼ症候群、聞いた事も無い病名だった





簡単に言うと、血液の病気で免疫力が低下する




正独くんの症状は、血液中のタンパク質が体内、尿に出てしまい、体が浮腫み免疫力が低下する




シンドローム・症候群とは、原因が特定出来ない病気、病状に使われているみたいだ




原因の特定が解明されて無いが、治療方法はほぼ確定しているのが、ネフローゼ症候群と言う病気だそうで




3段階ある、治療段階の1段階をクリアーしている状況



一安心



成人までは、再発率が高い病気らしいが、原因を特定出来ない病気・シンドロームなので、基本生活に制限等は無い




今回入院している成育医療センターは、
救急小児医療の救急センター
救急のなかの、救急みたいな病院




東京近郊、関東圏から、診断・治療を受けに来ている子供が多い




各科のエキスパートの研究斑がいる


と言う事は、それだけ重度の病状の子供達も多い




病状の専門科ごとに、病棟が別れていてる
正独のフロアーは内科だと思う




重度障害の子供達も多く、子供の正独くんには、多分ショックだと思う



正独くんは、10日近くの入院生活で、ずいぶん大人になった




規制の多い生活は、小さな子供には大変だと思うが
規則正しい生活習慣に慣れ、20:00の消灯には、きちんとベットに行き寝る…退院しても、お利口さんでいてくれるかな





同じ階の別病棟は、自分もショックだった




先週は、試合の後夜に行く事が多かったのだが



正独くんの病棟から、エレベーターホールに向かう正面が隣の病棟のガラスドアなのだか



深夜の消灯で、暗くてすぐに分からなかったが、子供がドアの前で泣いていた




泣いてると言うより、何と表現すればいいのだろう
叫んでいる



歩を進めドアが近づき、髪の毛が抜け落ちた女の子が、言葉に成らない叫びで泣きじゃくっている



一声掛けてあげようかと思ったが




子供の後ろに、お母さんと看護婦さんが、少し距離を置いて立っているのが分かった



抗がん剤による、キツイ治療をしているのだと思う




病気に対する恐怖や不安を、周りの大人が和らげる手助けは出来るが




痛みは、本人にしか分からない



痛みの恐怖と戦っている女の子



女の子の前を通り、エレベーターホールに。しばらくボタンを押せなかった




やるせない気持ちと、悲しみが込み上げて来た



病院は、本当に沢山のドラマが、日々、毎時起こっているんだろう




退院する子供もいれば、入院にする子供もいる




病院の先生、スタッフは、本当に大変だと思う




正独はまだ小さいから、自分の感情コントロールする事の勉強中だが



自分以外の苦しみ困っている人も、分かってあげられる、思いやりある人になってもらいたい



今回正独くんは、沢山の経験、成長をしている




入院当初は、病室で一人になると泣いていたが



自分が巡業中、ママは赤ちゃんの世話で帰らなければならず、一人で我慢出来る、とママが聞けば



大丈夫と言い、ママが安心して部屋を出たら、間もなく大声で泣き始めた…ママは、後ろ髪を引かれる思いで後にするしかなかったと



正独くんは、赤ちゃんはママが必要だから、自分の寂しさを我慢しようとした。我慢する事を始めた




もう少しで退院だ



体のむくみが取れ
さらにイイ男に成ってきた



あと、もう少し