creators Tokyo | CHONO(チョノ)っとDiary

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「CHONO」に関するNEWS・日々の出来事を少しづつ綴ります。

お久しぶりです笑

久々に思いを残したく、ブログにて記していきます☆

表題にもある通り、今回、ありがたくも東京新人デザイナー大賞 プロ部門に選んで頂きました。

ウェブサイトの中で、これまでの入選者が所属します、CREATORS TOKYOというページに、CHONOが紹介されております。

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自身の写真は恥ずかしさ極まりないですね笑

ブランドを始めて5年目、9シーズン目にあたる秋冬展示会も大阪展を残し折り返し地点。

制作は節目にあたる10シーズン目に入ろうかとしております。

ブランド立ち上げ当初から、今に至るまでに変わったこととすれば、本当に自分が好きな物が作れるようになり始めたことかもしれません。

立ち上げ当初から、ギリギリの経済設計で運営してたこともあり、限りある予算の中でのものづくりというか、今ももちろん、その最中なのですが、本当に最初の3年位は生きるか死ぬか、辞めなきゃ、色々破綻するんじゃないかって状況で四苦八苦してたのがつい最近の事のように感じます。

沢山の合同展示会に出展し、限りある時間の中で営業もし、一日24時間という制限の中、兎に角夢中になって駆け抜けてきました。

何度もこのブログにて紹介しておりますが、ここに至った経緯を考えると、沢山の方の力を借りてここまでやってきたんだなって感じます。

この場をお借りして、本当に感謝をしております。
本当にありがとうございました!




CHONOの根幹って…


それは


『ファブリックに命をかける』


これは、何があっても妥協しなかった。

キッチリ責任を持って作ること。
私の中の責任とは、お客様の手に渡り、

本当に喜んでもらえるか。

愛してもらえるか。

大切にしてもらえるか。

そこに尽きます。


ブランドの立ち位置としては、ハイブランドからユニクロまでの大きな振り幅がございます。

CHONOとしてシーズンを経て、失敗ばかりでしたけど、先程の3つの責任の根幹についてはずっと変わりません。

上質な素材を追求すれば高価な品物になる。

販売価格を追求すれば、満足度の高い品物を提供できない。

この狭間の中で、CHONOが思う価値観を共有して、その物の価値の判断を買い手に委ね、着る人のことを考え、意見も十二分に聞き、より良いアイテムへと進化させる。

これが私のスタンスなんですね。

まだまだ知名度も低く、本当に小さな物作りなのですが、沢山の方が水を与え目が出始めた今。

次は綺麗な花を咲かせるような蕾を作りたいと思います。

実直で透明性のある物作り。
一点一点の洋服に、愛情と手をかけて、皆さまにお届けできるようにと。



wataru nakazono