山志多みずえさんのメルマガ「ひとせら」からですが、
緊急性が高いようなので、転載させてもらいます。


 
メルマガ発行者仲間でもあり
大切な戦友である
奥田先生のメルマガの内容は
有力かつ有益な情報であることを確認しましたので
転載させて頂きます
※奥田先生からは 転載自由ということでOKを頂いております
可能な限り「PCに転送」し ご覧頂くことをおすすめします

以下 奥田先生のメルマガからの文章です
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これは昨晩、私の信用のおける友人
齋藤さんから直接聞いた話なので
かなり有力な情報です。

原発付近にお住まいの方は
すぐに対応するようにしてください。

1原発の現状(京都大学原子炉研究所の小出先生)
2ヨウ素について(ヨウ素について詳しく)
3放射能事故現場の対策について(これは看護師さんからの情報ですので現在、
まだ出回っていないです)
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■1原発の現状(京都大学原子炉研究所の小出先生)

京大の原子炉研究所の小出先生のメール転載します。
普段、慎重に意見を言われる先生がここまで書くというのは、
よほどです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 皆様、福島原発は破局的事故に向かって進んでいます。
 冷却機能を何とか回復して欲しいと願ってきましたが、できない
ままここまで来てしまいました。

 現状を見ると打てる手はもうないように見えます。
 後は炉心溶融が進行するはずと思います。
 それにしたがって放射能が環境に出てくると思います。
 その場合、放射能は風に乗って流れます。
 西向きの風であれば、放射能は太平洋に流れますので、日本とし
 ては幸いでしょう。
 でも、風が北から吹けば東京が、南から拭けば仙台方面が汚染さ
 れます。
 今後、気象条件の情報を注意深く収集し、風下に入らないように
 することがなによりも大切です。

 周辺のお住まいの方々は、
 避難できる覚悟を決め、情報を集めてください。

2011/3/12  小出 裕章

※※※※※※※※※※※※
以上小出先生でした。

つまり、もう原発はいくところまで行く可能性が高いので
出来るだけ離れた方がいいということです。

補足)+++
京都大学原子炉実験所の方のメールから
核反応が止まってもすぐに冷えるわけではないので冷却が必要なの
ですが、今回はその冷却用の電源が止まったようです。これ自体は
もちろんまずいのですけれ ども、メルトダウンは「核反応が
止められずに熱が出続けて、核燃料そのものが融ける」ことが原因
なので、まったく別の話です。
原発の場合、核反応が止まっても、すでに炉心に蓄積している放射
性物質自体が発熱します。
それを「崩壊熱(Decay Heat)」と呼びますが、それを除去
できないとメルトダウンにいたります。
現時点がメルトダウンにどこまで近づいているか、正確な情報があ
りませんが、除熱機能が失われている限り、メルトダウンは必然です。

危機意識は持ち続けることが必要です。
事故への対応に追われていますが、
その点だけ、お伝えしたえしたくてメールを送りします。

■SAVE JAPAN 災害救援
http://savejapan.simone-inc.com/
■原子力資料情報室(CNIC)
http://www.cnic.jp/modules/news/
■首相官邸ホームページ
http://www.kantei.go.jp/
■日経速報
http://www.nikkei.com/
■Wiki
http://www46.atwiki.jp/earthquakematome/
■TV 3元同時
http://www.ahirun.com/3tvwindow.html
■東北地方太平洋沖地震のために、わたしたちにできることまとめ
http://greenz.jp/2011/03/12/jishin/

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■2 ヨウ素について

原発震災が起きたら、トロロ昆布をすぐ食べよう
「放射能で首都圏消滅ー誰も知らない震災対策」より引用

首都圏に飛んでくる放射能で、特に症状が出やすいのは、放射性ヨ
ウ素による甲状腺異常です。
体内のヨウ素は70~80%が甲状腺にあるため、放射性
ヨウ素た体内に入ると、甲状腺に集まって、
やがて甲状腺ガンを引き起こします。特に、若い人の発がん性が高
くなります。

「甲状腺ガンから身を守りたい」
チェルノブイリ原発事故で甲状腺の異常が増えて、甲状腺ガンが
20年経っても減らないことは前にお伝えしたとおりです。
これに対する対策は、放射能を帯びていないヨウ素を先に体内に取
り入れて、放射能が飛んでくる前に甲状腺をヨウ素で飽和させてお
くことです。

体内に取り込むヨウ素は、一定量以上になると蓄積できずに排泄さ
れるので、それを利用して放射性ヨウ素の被害を避けることが出来ます。
もちろん、第一の対策は防塵マスクで放射能を体内に入れないこと
で、これが最も重要ですが、さらに防御する意味で、日常的にヨウ
素を多く含んだ食品を食べるように意識しつつ、放射能の危険が
迫ったら、間に合うようにヨウ素をとれば有効な訳です。

「手っ取り早く」はヨウ素剤
ヨウ素を体内に取り込むのに手っ取り早い方法は、ヨウ素剤です。
服用のタイミングは、放射能に襲われる直前がベスト。被ばく後で
も3時間後で50%の効果があるとされています。
原発から半径8~10Kmの自治体では、法令に従って、錠
剤のヨウ素剤を備蓄しています。
それ以外の地域では備蓄していないので、前もってインターネット
で販売されている物を買っておきましょう。小さいお子さん用に、
液体状にして飲めるキットも売られています。
ただ、ヨウ素に過敏な体質の人は、錠剤を飲むと発疹などの副作用
が現れることがあるので、用量、用法には注意が必要です。

「食品で取るならトロロ昆布」
食品でヨウ素をとるなら、副作用の心配はありません。特に多くヨ
ウ素を含む食品は昆布で、ワカメの4倍くらい多く含んでいます。
普段から、昆布などの海草類をよく食べるようにすると共に、原発
で事故が起こったと知ったら、食べやすいトロロ昆布などを多めに
食べるのが、無理のない、健康的な対策です。
トロロ昆布は、乾いたまま一度にたくさん食べると腸内で膨張して
危険なので、お吸い物などに入れて食べましょう。

「ヨウ素をたくさん含む食品ベスト10」
乾燥昆布一切れ1枚1グラム
トロロ昆布大さじ販売1グラム
乾燥ワカメ5グラム
いわし中2匹96グラム
さば1切れ100グラム
かつお1切れ100グラム
焼き海苔10枚3グラム
ぶり1切れ80グラム
塩鮭1切れ60グラム
寒天1角の半分4グラム

10分でわかる原発震災のお話
http://www.stop-hamaoka.com/ehon/ehon.html
日本の原発と地震 死ぬほど恐ろしい冷却水喪失
http://www.stop-hamaoka.com/kaisetsu-1.html

緊急停止しても事故は起こる
http://www.stop-hamaoka.com/kaisetsu-4.html
http://www.stop-hamaoka.com/

インターネット新聞JanJan<原発>特集
http://www.janjanblog.com/?cat=42

+++++

■3 放射能事故現場の対策について

総合病院の管理職時代、放射能事故の予防、及び
事故発生時の対策マニュアル作成のために学んだときの情報です。
東海村の原発事故で被災された患者さまと、医療職者、
原発関係者が情報提供してくださったものですから、確かです。
対策の中で、ツイッターでも伝えられていない、重要なことがあります。

◆ 避難するのは、コンクリートの建物内。

 放射線を浴びた方の重症度は、距離だけでなく、
 コンクリートの壁に遮られたところにいたかどうかで
 大きく違っていました。
 勿論、窓を閉め、換気扇とエアコンを止めて、
 外気との交流を防止することが大事です。

◆ 二次被爆を予防する その1

 被爆した方は、人体そのものが放射線を発し始めます。
 その方と同じ部屋にいると、先に避難していた未被爆の人も被爆します。
 したがって、遅れて避難してきた方は、違う建物に避難させるか、
 学校やデパートなど、防火扉などで各エリアを分けられる建物への避難が理想
的です。
 同じ建物内に受け入れる場合は、采配・決断をする人間が必要になります。

◆ 二次被爆を予防する方法 その2

 着てきた衣類・帽子は脱ぎ、ビニル袋に入れて密閉する。
 できればシャワーを浴びる。

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以上が奥田先生のメルマガからの転載です


不安を煽るわけではありません
実際今 私は家族と共に 東京におります
しかし
実際 先ほど 福島の病院で任意検査した人全員が
被曝していたと報道されました
端的に言えば そういう事態なのです

特に 関東地方の皆さま
油断しないでください!
もちろん
最悪の事態が起きないことを切に祈ります
しかし
もし 遠方に避難出来ないのであれば
少しでも多くの準備をしておいてください
どうか よろしくお願いします


今 生きていてこのメールを読めている
私たち ひとりひとりが協力して
乗り切って行かなければ…

一刻も早く準備してください