うつ病は人によって症状が違うと思います。

これは私の場合。

 

【 行動 】

①仕事への熱量が異様に高く、休みなく働く。

②休日も仕事のことばかり考えている。

③仕事の夢ばかり見る。

④疲れているのに、休もうとしない。
⑤仕事がはかどらなくなる。何も進んでいないのに時間だけが過ぎる。

 

【 気持ち 】

①今の自分のままではダメだ。

②あれもこれも自分のせいに違いない。

③自分には価値がない。

④自分の存在を消したい。

 

【 身体症状 】

①肩、首周りが常にスッキリしない。

②なんだが疲れやすい。

③唇のしびれ。

④一瞬気を失うような感覚が起こる。

⑤毎日のように理由もなく涙が流れる。

⑥生理が止まる。

⑦夜間過呼吸のような症状が出る。

 

 

身体症状の変化に不安になり、周りの人から通院を勧められ病院に行きました。

でも、心の問題だと思っていなかったため、脳神経外科、整形外科、総合病院(精密検査)に順番に行くも原因が分からず、最後の総合病院で、「ここまで検査して何もないという事は、心の方かも知れない。心療内科に紹介上書きます」と言われました。

「え!?私が心療内科に行くの?マジ?」という感じでしたが・・・

辛くて仕方なかったので、自宅近くのメンタルクリニックへ行き、緊張緩和の薬を飲み始めると、唇のしびれと、気を失うような感覚になる症状が消え、びっくり。

 

「(薬が効くってことは)私、結構ストレスフル状態かも」

 

とやっと思うようになる。(遅い。)

しかし、その時にはうつ病と診断されていなかったので、そのまま仕事を続けていきましたが、ある時、夜中に自宅の包丁で自分を傷つけたい衝動にかられ、そんな自分が怖くなり泣きながら友人宅へ駆け込むという事がある。

 

もはや、自分で自分をコントロールできない状態を自覚し、メンタルクリニックへ行き、医者に話をすると、

 

「明日から、仕事お休みしましょう」と医者の一言。

 

私は泣きながらその場に崩れ落ちました。

安堵の涙だったのを今でも覚えています。

誰かに「休みなさい」と言ってもらわないと、止まれなかったんでしょうね。

「とりあえず、病名はうつ病にしときますかね」という医者の軽い言葉で、うつ病と診断されました。

 

自分で身体症状を感じてからうつ病診断までは2ヶ月位の期間でしたが、振り返ると4、5ヶ月前位の時点で、周りから「大丈夫?」と心配される事が多くなっていたので、自覚がなかっただけで、周りの方がもう変化に気づいていたんだと思います。

 

このあと仕事を休職するのですが、休職した途端うつ病症状が一気に押し寄せます。

 

 

精神病院のうつ病の女性 | 無料の写真

 

 

次へ続く。