前回の記事、AC②を経た子どもが成人になると・・・

 

・進学、就職、結婚などで原家族を離れる

・経済力を身に付け自立する          

      ↓

   不適応を起こす

  (うつ病などの精神疾患)

 

これまで機能不全家族の中で身につけたコミュニケーション方法や思考回路で、社会に出て人と関わると、適切な距離感を保てなかったり、様々な不適応を起こします。

 

それらを、「自分の性格のせいでは?」「自分が弱いから?」「自分のマイナス思考が原因?」と、自分に原因を探し、自分を責め、より深く傷つき自信を失っていく。

「あーやっぱり私はダメなやつ」「価値がない人間」と思い込んでいく。

 

私の場合・・・

「家族のために自分がいる」⇒「誰かの為にならなくてはいけない」

「自分の気持ちは押し殺すもの」⇒「自分の気持ちが分からない」

「自分の気持ちは伝えてはならない」⇒「気持ちの伝え方を知らない」

「みんなに愛されなければならない」⇒「誰にとっても良い人でなければならない」

 

などなど。挙げだしたらキリがないほどです。

 

社会の中で、特に仕事や人との関係の中で、自分の気持ちは二の次で、誰にとっても良い人で、誰かのために自分の犠牲はいとわないなんて、無理な話ですよね。

 

でも、これしか方法を知らないので、なんとか頑張り続けて適応しようとしました。

自分の心身を削っている事に気づかず、やはり体は正直に反応してくれ、私はうつ病になりました。

 

 

鬱病の写真素材|写真素材なら「写真AC」無料(フリー)ダウンロードOK

 

次へ続く。