今年の春節は2月12日が元日?となった。
まぁ、当然ながら個人的に「わぁ~春節だ~!!」と周囲のように盛り上がることはなく、2月の大型連休って感じ。新年明け早々の大型連休に出鼻を挫かれてしまったような感覚です。

コロナの影響で日本へ戻るなんてことも考える余地もなく、重慶市内郊外農村にある妻の実家へ帰省。日本以上にまったり?!のんびり?!超何もすることがない春節休みを過ごしてきました。


◆農村ライフ

(1)団年
春節前後は、近所の数件持ち回りで隣人を招待し食事をする「(ここでは)団年」と呼ばれる風習がある。今日は「誰々さん家で・・・」みたいな感じ。
昼食、夕食の時間になると大勢でぞろぞろ出掛け、宴会をして帰る。


一番参ったのは、某家。(笑)

某家は、火鍋屋さんを都市部で数件経営しているらしく、昼・夜の部とも「火鍋」。
重慶に来てから初めての「火鍋連闘」になりました。
さすがに夜の部は、食が進まなかったのは言うまでもありません。



(2)麻雀、トランプ、長札
小さい頃は、日本でも正月お休みの店舗が多かったせいもあり、トランプや花札、かるた遊びをしていた記憶はある。
その中国版というべきか?!
空いている時間はひたすら麻雀、トランプ。
表現が難しい…トランプ遊び(金花=3枚ポーカーのような遊び方)では、一般ピープル卓で10元札が飛び交い、富豪卓では100元札が束になって飛んでいます。
(そのお札達が実際にやり取りされているかは、不明ということにしておきます)


まぁ、昔は、みんな春節賭博、いや「春節でのゲーム」の為に一年働いていると聞いたこともある…。「遊び」というよりは、その後の「生活に影響する」な・・・と。
私のようにこれらに参加しない人は、とにかく、他にやることが無い!!
ひたすらミカンや「瓜子(ひまわりやカボチャの種)」類を食べるくらい。


こんな生活を今年は6日間体験。
来年は、この休みを使って日本へ戻れると良いなぁ~と思う今日この頃。