何気にネットショッピングモールの淘宝(タオパオ、Taobao)を見ていたら、MS-Officeが超激安で掲載されていた。それも何十店舗で。
(値段は敢えて書きません、想像し難い金額です)
ホンマかいな?!
海賊版?それとも非正規版?!

私のPCは、日本Amazonで購入した中華PC。
MS-Officeは導入せず、代わりに互換性が良いWPS-Office(kingsoft)を使用している。
WPS-Office日本語版は有償、英語・中国語版は無償。
となれば、他のサイトで紹介されていた(英語・中国語)無償版に日本語パックを充てる方法を実践し、利用していた。
(※この方法も現行バージョンでは自身で一工夫しないと使えない)

特に不便はないが、やはり本家MS-Officeの方が何かと便利であることは間違いない。
先程「超激安」と書いたが、無償版を使っている私がMS-Officeを購入しても良いと思える金額だった。というより、それを遥かに下回る金額。
「ネタのために失敗してもいいや!!と思える金額」だった。


◆問合せ、そして購入

最初にショップへ確認した内容と回答は以下の3点。

・正規版か?
 →正規版です。

・日本語版はあるか?
 →インストール後、MSのサイトで日本語パックを充てれば問題ないはず。

・販売している製品群の違い
 →超激安は、MSアカウントとリンクしない製品。
  1回こっきりのダウンロードで、OS入替やOfficeアンインストールすると、再度購入しなければならないとのこと。

ウダウダやり取りをしているのも時間がもったいないので、超激安Office2019を早速購入する。

決済が終わると、タオパオ上の店舗チャットからプロダクトキーと製品ダウンロードサイトのURLが即座に送られてくる。


◆インストール

さて…URLを入力するとダウンロードが始まる(3.6GB)
ダウンロードしたファイル内には、32bitと64bitのSetupファイルがある。その上位層に自動選別のSetupファイルも。今回は、自動選別を利用。

プロダクトキーを入れると、インストールが始まる。
あ~インストールで表示される言語は中国語なんだ~。
所詮MSーOfficeのインストールなので、何語であってもさほど影響はない。

そうこうしている内に、認証方法に関する分かれ道。
Internet認証か、電話認証か…。普通なら即座に前者を選ぶ。でもなぁ~。
聞いてみた。

正解。
「電話認証を選び、表示される番号(7桁×9組の数字)をタオパオ内のチャットから送って下さい」
とのこと。

どうやら、向こうで電話認証をするらしい。
番号を教えると、
「大よそ2分後に前画面へ戻り、次はインターネット認証して下さい」だって。

言われた通りにすると、インストール完了。
さっそくWordを立ち上げてみる。

うん、中国語版だ。
言語設定をチェック「日本語(未実装)」。


◆日本語言語パックのダウンロードとインストール

Microsoftサイトより日本語パックをインストールする。
PCが64bitなので64bitをあてるとエラーに。。
まぁ、いいや、32bitをあてる、今度は日本語でインストールが始まり、完了。

立ち上げる、ホレ、日本語だ。。。



以上