謙虚さとわがままの中間 | 役者・パフォーマーぎつをのブログ

謙虚さとわがままの中間

今作ってる作品の中のひとつに『あの男ならできるかもしれない』というものがあるのだけど、
これは役者の演技が見ている人の想像力を呼び起こした時に笑いが生まれるという作品だ。

つまり、役者の演技が観客の想像力を刺激したときにはじめて笑いが起こる構造になっている。
これ難しいのが、ちょっとでも役者が演技欲を見せた瞬間に全く笑えなくなる作品なんだ。
この作品のとある発話が少しでも想像できたときにおもしろくなる。
まぁ、文章じゃ説明できね。

とりあえず今は
「自分が面白いと思うこと」かつ
「他人が面白いと思うこと」を対立させないための作業がすげー大変。

ただ、「お客様は神様だ」というへりくだった態度と
「作り手はやりたいことをやるんだ」の傲慢さの中間に
観客の想像力があって
その想像力が劇場空間を満たした時に演劇が生まれると思うのね。

まぁ想像するための仕掛けはいくつも用意したのであとは本番にならねーとわかんね。


この記事 の楽しみ代という概念や宮崎駿、浦沢直樹の言葉
Appleの
イノベーションとは
「今にない、新しいものを作ること」ではなく、
「未来にある普通のものを作ること」である。
ってとこらへんにはかなり影響受けた。

とりあえず過去の自分がみたかったものにはなってきた気はする。



あとはどれだけの対価を感じてもらうかがかなり大きな賭けだな。

まぁ実際に劇場にきてもらうしか説明できない作品ばかりにした。