最後の悪あがき | 役者・パフォーマーぎつをのブログ

最後の悪あがき

せっかく全員役者が揃って、しかもめちゃくちゃ理想な役者がそろったから
絶対にいいもんできるって確信だけした矢先に
役者がひとり降りた。

それに対して言い訳する気も弁解する気もない。


そして、『コレナンダパンダ』は封印することにした。
やっぱりあいつ抜きでこの作品やることはしたくないって気持ちに嘘はない。

ただ、最後までやってみないとわからないじゃないかって気持ちだけはずっとあった。

自分が間違ってると思うこともたくさんあったし、
正直3月の段階でやめておけばよかったと思ったのも何度もあった。

ただ、5月にできねーなら俺はもうコレナンダパンダできないだろうなっていう正直な気持ちが強かったし、一年前からいろんな準備してやりきるにやりきれない状況に「俺もう限界だな」って思ってたし。

そして、期間の短さゆえにいろいろやろうとしていたことも満足にできなかったのも本当のところ。

ただ、日々思うことはすげーあったし、相当いろんなことを勉強させてもらった。学生んときじゃ見えなかったいろんなことも見えるし、役者しかやってなかったらこのままなんにもなれずに終わってたなって思う。

そして、ここで言わせてもらうのも卑怯なことだけど、俺は覚悟がたりなかったとか言われるのが一番許せない。

昨日までの俺として接するなよ。ホント。毎日着実に考えてることも変わってるし
その時その時で一番最善だと思う行動とってるんだ。
なんか、「舞台はこうあるべき」とか「主催ってこうするべき」っていう型にはまった自分の世界を押し付けられるのが一番腹がたつ。
そりゃ間違ったこともするし、間違ってることは素直に反省するけど、
今回のことは誰が悪いとかじゃなくて前例がない状況が起きて、それでもみんなが必死に最善尽くしてきたんだ。
「今までと違うから」とか「そんなんじゃ無理だ」って簡単に言うなよな。
そういう批判する奴はたいてい相手の立場理解する気ないから結局何も変わらないんだよ。
このままじゃお客さんを呼べる良い公演にできないために中止しますっていう方が聞こえがいいし、どれだけ簡単なことか。

あー!ちきしょう。主催としてしか話できなかったのが今でも悔しい。
結局主催のマスクつけたまんまで下鳥遊として腹わって対等に話せなかったのがホント悔やまれる。
ただ、そのことに気づかせてくれたのにはすげー感謝してるけど。
もっといいたいこといえばよかった。主催に徹してきすぎて本当の俺を捨ててた。

そして、俺かわいそうだったな。


でも、失うもん失ったら全部吹っ切れた。

もう次回や未来のことは考えずに、今どうしようかなって考えた。


昨日、残った役者と飲んでて「そういえば、劇場のキャンセル料ってどうなるんですか?」って聞かれて「あー、キャンセルしても26万円支払いますね」って話したら
そのまま劇場使っても使わなくても変わらないならなんかやりましょうって話になった。

確かにスケジュール空いてる役者がいて劇場使っても使わなくても変わらないならなんかしたい。

そしていくつかやりたい草案はあるんだ。

残り2週間で。

最後の最後に思いっきり失敗してやる。

完全に24歳の若さだからできることをね。また決まったらここに書きます。