退院後診察 | エトランゼ-別館-

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元がん患者。
主婦、時々、旅人。

一昨日から大学に復帰した。

初日から慌しく、夏休みが終わってしまったことを実感。

退院後、しばらく微熱が続いていたが復帰と同時に平熱に下がった。

体調は問題なし。

 

と、思いきや、昨日より痛みが出はじめる。

お尻の後ろ側、傷口より上の鈍痛。

骨だろう。

歩くときだけでなく、座っていて痛みを覚える瞬間がある。

 

焦って歩きすぎているかもしれない。

食事休憩など、仲間について行こうとすると必然的にテンポが速くなる。

皆とは違う体であることを私は肝に銘じるべきだ。

無理して心配をかけるほうがずっと格好悪いだろう。

 

 

本日は大学病院の診察。

午前の予約だったが新O先生不在のため、午後からZ先生の診察を受ける。

何気にいい人だった。

病棟で見たことがない先生だが、外部から来てらっしゃるのかもしれない。

 

上記の痛みの件を相談。

痛みの位置から判断するに、スクリューを抜いて人口骨を移植した辺りと思われるが、レントゲンでは疲労骨折等の見所なし。

気候の変動、歩きすぎなどの原因を指摘され、股関節の外ひねりの動作の禁止を言い渡される。

杖はまだ取れない。

 

4年前に移植した骨は今後成長しうるかとの質問に対し、その可能性は十分にあるだろうとの前向きな返答。

気休めだとしてもありがたい。

だってこのままの強度じゃ、危なっかしくて世界一周の旅に出られない!

 

会計後、病棟のなじみの顔に会いに行く。

まだいてくれて嬉しい、が、喜んでいいものか。

お土産を渡すとたいへん喜んでくれた。

笑顔が見られて嬉しい。

 

リハビリのI先生にも地元の名物「かんずり」を届ける。

元気そうだと褒められて少し調子に乗る。

 

次回の診察は10月30日。

大腿骨と肺のレントゲン。

次回こそ、杖なし歩行を勝ち取りたい。