全然更新してなかった。
特に何かがあったワケじゃない。
ただ、体調が悪かった。
1月は、流行の風邪を引いた。
吐いて下すヤツ。
これはきつかったなぁ。
それから、相談に来る人が多かった。
それが疲労の一番の原因になった。
お陰で、今年初の整体に行ってきた。
近所の治療院なんだけど、いつもお父さんが施術をしてくれていた。
けど、今年に入って、息子さんがやってくれることになった。
その息子は私の同級生。
お互いがわかったので、ちょっと話したりしながら、リラックスの出来る施術だった。
私の施術に入る前に、彼は神棚に長い時間手を合わせていた。
その背中をジィーっと見ていたら、青い玉が浮かんできたのが見えた。
「青い玉を持っているんだぁ」と思って見ていたら、今度はその玉を掴むような足が見えた。
そこから玉を囲むようにして、龍が浮かび上がった。
「あー、この人、龍を背負ってるんだぁ」と、気付いた。
施術は驚くほどだった。
体外からの施術なのに、内臓を揉みほぐされているような感覚だった。
何処が悪いから、何処に影響が出ている。とか。
ココを気を付けたらイイ。とか。
「一日二日で疲れた体じゃないね。長いこと蓄積されたような感じ。若いのに、自分の体をいたわるのはイイコトだよ。先賢の目がある。大事にしてね。」と、言われた。
前は、半年に一度くらい治療院に行っていたけど、今年からは月に一度は行こうと思った。
ある人は私に言った。
「背中に龍を背負っている人も居る。お前もイロンナモノ背負ってる。でも、背負わないで、抱いて生きてほしい。」
今まで、何かが見えることで「良かった」と、思えることは少なかった。というか、無かった。
けど、整体師の背中に龍を見て、初めて感動した。「見えて良かった。」と、思った。
自分のことが嫌いだった。
「私は私が大好きだ!」と、公言していた。けど、嫌いだった。
見たくないモノまで見えることで、泣いたことは沢山あった。
私は他者に対して、あまり優しくなくて、母にも「お前は、どちらかというと冷徹かもしれない。」と、言われたこともあった。
そうだと思う。
他者に対して、干渉したくないし、されたくない。
他者の言葉にイチイチ反応して、防衛本能むき出しで、攻撃態勢だった。警戒していた。
「委ねる」というコトが出来なかった。勇気が無かった。
自分は強いと思っていた。
だけど、私は弱い。だから警戒していたのだと思う。
ある人は言った。「お前は猫だな。」と。
猫は委ねているように見せて、警戒心は強い。
そして、気分屋だ。
猫であるコトがイヤではない。
ただ、もっともっと委ねる人間になりたい。
イロンナ人に「何が見える?」と、聞かれる。
正直言ってうざったい。
でも、答える。
聞いてくる人のほとんどは、言われたことを忘れるし、覚えていても自分のココロにショックを受けた言葉がほとんどだ。だから、もぅ言いたくない。
聞かれても、答えたくない。
「そんなんだったら聞くなや。」って、思いたくないから。
自分を好きだと思いたい。ココロから。
疲れれば、他者にも冷たく当たる。
疲れれば、体も痛むし、ココロが落ちる。
そんなの、もぅイヤだ。
自分を好きだと思える自分になる。なる。