昨日の続きを書きます。

その前に、彼がアタシに嫌われていると思った理由を書こうと思います。


単純に、素っ気なかったのよ、アタシが。近づきたくなかったし。特別視したくなかった。だから、素っ気なくしたんだと思う。それを彼は「嫌われてる」と、思ったみたい。

会社玄関の扉の向こうで彼が荷物を集荷していて、アタシは扉のこっちで仕事をしていたある日の夕方。互いの視線がぶつかって、しばらく目を離せなかったことがあった。蛇に睨まれた蛙のように?あの時、彼は何を思っただろう?アタシは何故か彼を見ていたかった。だから、目を離せなかったんだと思う。


彼に対する想いは、膨らむことは無かった。ただ一人の人として今後も付き合っていきたかった。だから、嫌いだなんてとんでもない!そう思って、いつか彼の「嫌われている」という思いを訂正したかった。けど、そんな機会はなかなか無くて。。。



時間が縮めていった気がする。

「嫌われてる」と思われていたのは、まだ寒い季節だった。


夏にはすっかり仲良しになって、今度一緒に食事に行こう!という仲にまでなった。社交辞令だと思っていたけど、「いつにする?」という予定も立てた。結局、その予定は急遽延期になったけど。


牡蠣パーティー・焼き肉パーティーが終わった。8/1の夜彼からメールが届いた。

アタシはその時友達と電話をしていたため彼からのメールに気づいたのはその1時間後くらいだった。


彼「よし!遊びに行くぞ!」…23時

私「今から?メール気づかなくてゴメン。」…24時

彼「夕飯がまだだったから一緒にどうかな?って思っただけ。」

私「イイよ。行く?」

~電話~

彼「もぅおっせー。きんぴらゴボウ作っちゃったし、トウモロコシも茹で上がった。旨いし。」

私「何?食べに来いと?」

彼「あ、イイよ?来る?」

私「うん、イイよ。着替えたらまた電話する。」


10分後に電話をして「今から行くよ」と、伝えた。

彼「ホントに来るの?冗談だと思ってた。」

私「…来るなと言われれば行かないけど。」

彼「イヤ、イイよ。」

私「イヤ、別に着替えなおして寝るだけだし。無理して行かないよ?」

彼「イヤ、イイよ。おいで。」



彼の指示通りに車を走らせた。アタシの実家から…4分。近っ!

行ってみるとそこはアパート。部屋に入ってみると1人暮らし。あれ?家族と一緒なんだと思ってたから拍子抜け。時間も遅いし、もし家族の誰かあったら「夜遅くにスミマセン。」とかって言えばいいのかなぁ?って考えたりしてたのに。っつうか、こんな遅くに女を呼んで良いのか?とかって思ってたし。とってもオープンな家だと思ってたら、1人暮らし。



彼「一人で住んでるんだ。誰にも言うなよ。」

私「うん。」

彼「ビール飲む?」

私「いらない。帰れなくなる。っつうか、お酒、飲めない。」


2時頃までイロイロ話して、車で4分の実家へ帰った。



翌日、彼は休みで、そのまた翌日に会った。何故か、彼の考えていることがわかったからそのままを聞いた。


私「今日、来る?って顔してるけど違う?」

彼「はぃ?」

私「違う?」

彼「イヤ…今日、来るかなぁ?って思ってた…」

私「うん、9時過ぎ頃。」

彼「うん。わかった。」


それから、ほぼ毎日一緒に居た。最初の頃は彼のトコへ行っても寝る頃には実家に帰ってた。

彼のトコへ泊まるようになったのは、初めて彼とセックスした夜から。2人で会うようになって一ヶ月も経たなかった。イロンナ心情の変化や互いを傷つけることもあった。それでもずっと一緒に居て今に至る。


この時間の答えっていうのがあるとしたら、どんな答えが待っているのだろう。2人で居た時間は、当たり前のようにあって、でも、いつも後ろは崖だった。今は、崖から一歩だけ遠ざかった感じかな。


時間がマンネリ化を引き起こすのか?だとしたら、アタシ達の間にマンネリ化は発生してない。だって、時間が経てば経つほどに仲良くなる。それがある意味マンネリ化なのかな?馴れ合って、隣にいるのが当たり前になって。こたつに入っていても、四片もあるのに一片に2人で入る。小さいこたつなのに。シングルのベッドに2人で眠る。暑くても寒くても。小さな浴槽に2人で入る。一人でも狭いのに。小さなキッチンに2人で立つ。まな板を2人で使う。小さい冷蔵庫を2人で覗く。一人が洗濯物を干して、一人が掃除をする。常に2人。常に。




いつか離れるのに。2人の時間が当たり前になってて、いつか離れるときにダイジョウブなんだろうか?きっと彼は「俺はダイジョウブ」って、言う。「行かないで」って、言わない。「居て。…一緒に。」って、言うことが精一杯だった彼が「行かないで」なんて、言うはず無い。



いつか離れるのに、ダイジョウブなのかな?





国道291号線で出会って2年。あの時の出会いは、なんだったんだろう?今でもわからないけど、あの時、「見つけた」と、思った気がしたのは気のせいかな?


彼が可愛がっていた猫のシロを急に思い出し始めたのはアタシと付き合ってからで、一人で居る時にアタシのことを思うとシロの仕草まで思い出すのは何故かな?


アタシとシロは繋がっているのかな?シロが死んでもぅ10年以上経つのに。



アタシと彼は想い合っている以外の思いがある気がする。それがなんなのか、わからないけど。