9年前から抱き続けた夢に、一つだけ「?」と、思うトコがある。
それは…差別。
特有の差別。
ナイチャーとウチナンチュ。
アタシの夢は沖縄。沖縄に住むこと。沖縄に住んで「楽しい」と思える仕事をしたい。
9年前から抱き続けた夢。
沖縄はとても暖かくて、土地の波動が心地良い。
空と目の間の大気が見えるような感覚だし、海は何処までも青というより、エメラルドグリーン。
家々の屋根は朱茶色で、沖縄の土を感じさせてくれる。
食べ物は美味しいし、泡盛も「酒!」っていう感じよりもっと「フルーティー」っていう感じ。
人々も暖かいし、温度もゆるい。「なんくるなるさぁ~(なんとかなるさぁ~)」って、笑って言ってくれる。
だけど、一つだけ。
差別。
ナイチャー(内地の人間)とウチナンチュ(島の人間)の差別は大きい。
どんなに長く沖縄に住んでいたとしても、何かあれば「あんたはナイチャーやけね?」と、言われて終わり。「わからんのでしょ?」って。沖縄の島国特有の差別が発生する。
仕方ないのかも知れない。
沖縄は戦場になった土地で、島国の人達がそれぞれ助け合って生きてきた。自分たちの国を守る!というより、自分たちの島を守る!という感じなんだろうか。
神々を重んじている島で、神秘的な所が沢山ある。霊場とでも言おうか。
本島から少し離れたトコに「久高島(くだかじま)」というトコがある。ココはホントに神々の島で、立ち入り禁止エリアが沢山ある。女性立ち入り禁止の場所もある。
許可を得れば入れるトコはあるけど、絶対に入れないトコが点々とある。
久高島は、自転車で1時間も走れば周りきれちゃう島で、海が東西から見える。西側の海は割と深い。神が子供を産んだと言われている場所があった。東側の海は割と浅い。砕けた珊瑚礁が砂浜に敷き詰められて、まさに「白い砂浜」ココの石や珊瑚礁は持ち帰ってはいけない。願い事があるときだけ持ち帰り、その願いが叶ったら元の位置へ返さなくてはいけない。何故なら、その石や珊瑚礁は誰のモノでもない。その島のモノだからだ。
人より神と島を重んじる島だった。「人間が生きる許可を得て生かさせてもらっている。」というのを肌で感じた神秘的な島。
そして、ココでもナイチャーは差別される。
仕方ないことなのかもしれないな。
「沖縄県民」というより、「沖縄島民」。「日本人」というより、「沖縄人」。「日本」という国より、「琉球王国」。
アタシは…この島に住みたいと9年思い続けていた。同じ年月、差別から目をそらせないでいた。目をそらす必要な無いのだけど、淋しさを感じた。それはアタシがナイチャーだからなんだろうな、きっと。
友達が沖縄に住んでいる。高校を卒業して沖縄のスクールへ行った。そのまま沖縄で働いて、結婚した。彼女は言う。「新潟に帰りたい。沖縄の差別は内地の人間にはキツイモノがあるよ。」12年住んでいる彼女が言う。それは本当に根強くて、キツサを感じるのだと思う。