沖縄に行ったときに、お土産で泡盛を贈った男の人が居た。



その人が昨夜、その泡盛を開けたそうだ。



どんな味がしただろう…






沖縄に行っているときに、その彼と毎日メールで話していた。


私「今、名護です。新潟の5月のような陽気です。暑いくらいの日差しの中、海を見ながら歌ってます。」

彼「沖縄を楽しんでいるようで良かった。同じ日本にいていつだって連絡が取れるのに、なんだか少し淋しい気がします。イヤ…羨ましいのか!いつ帰ってきますか?」

私「あと4日、沖縄で眠ったら帰ります。」

彼「どのルートで帰ってきますか?」

私「帰りは新潟空港に降りようと思います。」

彼「時間が分かったら知らせて下さい。君さえ良ければ迎えに行きます。」





空港に降りて、待っていてくれた彼にお土産を渡した。この時、泡盛をあげた。


「ありがとう、おかえり。」


と言って、アタシを抱きしめた彼。



そのお酒を、昨夜開けた。どんな気持ちで開けたのか、察しが付く。





沖縄の崎山酒造っていうトコのお酒。崎山酒造の社長と沖縄でお酒を交わした。

お酒が飲めないアタシでも、「泡盛はキツイ!」って思い込んでいすぎたせいか、飲んでみたら美味しかった。この日、ホントに少しだけど泡盛を飲んだ。



同じお酒を彼に送った。


そのお酒を飲んで、どんな味がしただろう…

アタシは、沖縄で飲んだそのお酒は幸せの味がした。




昨夜一人で開けたそのお酒は、彼にとっては…どんな味がしたんだろう。





その泡盛の味が忘れられなくて、お酒が飲めないというのに注文をしてしまった…