「そんなんで一家の大黒柱になれるのかよ!」ずっと引っかかってきた言葉だ。



アタシの親友であり、ヨシオの先輩がヨシオに言った言葉だ。




昨夜、この言葉を掘り返した。



何故、親友がそう言ったのか。アタシもヨシオも分かった。




「アナタの父はプライドが高い人だけど、アナタもまた父の子だね。アナタもプライドが高い。」



プライドだけじゃ生きていけないし、プライドを持てるほどの何がたった24・25年しか生きていないアタシ達にあるのだ?と、アタシは言った。要らないプライドを持つ必要は無いと。それはアタシ自身にも言えることで、一緒に成長していこうと思った。




優しさをはき違えると頼りない様に見えてしまう。イヤ、実際、頼りないのかもしれない。今ココで試される。妥協は許されない。



ヨシオは今、どんな思いをしてもやりきらなければならないことがあり、アタシはどんな思いをしても、ヨシオにそれをやらせなければならない。



誰のために?


アタシ達のために。







「そんなんで一家の大黒柱になれるのかよ!」



ずっと引っかかってきたアタシ達は、この引っかかりも取るために、避けれない試練にぶつかっている。